2007年05月02日
私の話②【プロレスを観始めたのは…②】
【ぷちマイノリティ好き】
【長州力】がマイノリティかという話は、結構難しいところだと思います。ポジションとしては【猪木】【藤波】や【馬場】らの並びにおいて間違いなくマイノリティ側でしょう。けれども知名度・実績などでいえばマイノリティとは言えません。言わせてもらえるなら、それでもやはり【長州力】はマイノリティ側のトップレスラーだと言ってしまいたいです。成功者とはいい難いし、いわゆるエリート、スターでもない、一部熱狂的ファンがいるとしても、【猪木】のような一般的な認知度やカリスマ度があったわけでもない。そこがいいのですが。どうも私はマイノリティ好きらしく、その他で言えば…ライガーではなくカシンだったり、金本ではなく成瀬だったり、三銃士ではなく第三世代だったり、第三世代でいえば天山・小島・永田・中西ではなく西村・飯塚だったり、建想ではなく棚橋だったり…していました(誤解ないように申し上げますと、基本的にレスラーのみなさんは全て好きです…あえて言うならという意味です)。ほんの少しづつマイノリティ側を贔屓にしてきたようです。
【長州力】も今では、【小力】くんのブレイクに押されて、結構認知度が上がりました。バラエティでもちょこちょこ見かけるようになりました。それでもやはりマイノリティな感じが否めないのは私だけ…でしょうかね…。また、どうしてあの【長州】がテレビに出るようになったのか…WJでいろいろと感じることがあった、プロレス界復興の為の広告塔として、などいろいろと憶測できますが、意外と、嬉しがっているようにも見えます。これまで芸人さんのやるプロレスラーの真似といったら【馬場】【猪木】、他のレスラーは「誰も知らない人の物まねをやっているのが面白い」という括りでしかなく、もちろん、お茶の間でもプロレスラーといえば【馬場】【猪木】でした(【力道山】はもう別格ですから)。「アポっ」か「1、2、3、ダー!」が定番でした。ここでもマイノリティポジションに押し込まれていたのです。それが、【小力】くん(実はその前に【くりぃむ・有田】さん)のブレイクきっかけで「切れてないですよ」が空前の大ブーム。これは、素直に嬉しいんじゃあないでしょうか。【長州】さん風に言えば、
「一度くらいそういう時があったっていいだろう」
そんな感じでしょうか。資生堂・整髪料【UNO】のCMで、怒鳴りを入れた直後の頬の緩み、本来はプロレスラーのイメージ的にあってはならないことなのかもしれませんが、私などはつい、微笑ましくみてしまいます。
だからどうしたと言われれば、申し訳ありませんとコウベを垂れるしかありません。そんな感じです
Posted by せりざわ at 21:00│Comments(0)
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