2012年11月28日
秋プロレス第四弾 全日本プロレス ふじさんめっせ大会
秋プロレス2012第四弾 全日本プロレス ふじさんめっせ大会を観た
11月25日。
第一試合のアンディ・ウー。かっけー☆GAORAチャンピオン(←という呼称でいいのか?)聖也を相手に善戦。アンディはジュニアなのかね?だったらカズくんたちとのバチバチな試合、観てみたい。
第二試合にはGAORAベルトで準決勝までいった靖文くんが登場。派手ではないもののじっくり粘っこいレスリングが見応えあった。そういうのが好きな俺にはツボ。短期間で大きくハネるのは難しいかもしれないけれどそっち方面のレスラーになってくれたら嬉しいかな。ちょっと腰を気にする仕草が見られたのが心配。
第三試合は、浜亮太×曙vsMAZADA×KENSO。
件の入院から復帰した曙。若干、スピードが落ちたかなと。けれどもスピード感はあった。間を上手く使っている様子。体重は絞ると言っていたけれども…観た感じは以前のまま。試合開始直後、曙を応援したら浜ちゃんに睨まれた。こっち見られただけなのかもしれなかったけれども、目つきが怖かった…。その浜ちゃん、終盤でMAZADA(多分)の曙への攻撃を横から迅速にカット…ッ!あのものすごい動きは…なに???
MAZADAはいつも通りのMAZADA。曙との対戦を逃げ回りながら場内を盛り上げる。論外さんとのタッグは…どうなったんだろうか。
いつも通りといえばKENSO。「私はやっていないでしょうが」がなくなり腰ひもでの反則もなくなった。更に今回は世界最強タッグでタッグを組んだサスケまでなくなった(怪我欠場…)。相変わらず公式戦関係では不運というか不遇というか。それでも目の前で場外へのプランチャ―を見せてくれた。迫力。
第四試合・田中稔×金本浩二vsSUSHI×カズ・ハヤシ。
久しぶりのジュニスタ。金本自体、久しぶり。その金本、切れ味は健在。特に蹴り技は威力が増している感もあった。カズくんとの絡みは、鳥肌もの。殺気立った空気でバチバチと。稔は…カッコよかったものの俺的にはもうひと味欲しかった。技一つ、場面一つでも金本をしのぐインパクトが欲しかった。
SUSHIは…SUSHIコールを要求すれば稔コールが起き、キメ台詞も稔に取られて笑いまで奪われ…(笑
第五試合は世界最強タッグ公式戦。河野真幸×船木誠勝vs宮本和志×本間朋晃。
再び全日のリングに上がった宮本と本間のチーム・ターメリック…じつはかつて宮本くんの結構なファンだったのですごく楽しみ。
試合は宮本、本間の急襲で開始。驚いたのは本間。新日マットよりも生き生きしているというか…レスリングが上手い。船木相手に結構遜色ない。宮本くんも当時以上の肉体で河野を押し込む。船木側の応援をしてしまったけれども、気持ち的にはターメリック側でもあったり。 河野くん…三冠王者に仕事させちゃあいけないぜ(笑 ってちょっと思った。
メインは、近藤修司×ジョー・ドーリング×諏訪魔vs大和ヒロシ×征矢学×大森隆男。
近藤くん、GHCのベルトを持って地元凱旋。大和が世界ジュニアチャンピオンとして対峙。二団体のジュニアのベルトホルダーが戦うというプレミア感満載なカード。ベルトを獲り防衛回数も重ねてどう変わったのか興味がある大和、中盤まで長く捕まってしまうも超ヘビーのジョーや諏訪魔相手に一歩も退かず気持ちも切れず。レスリングも余計な…変なところに気を回すような部分が削ぎ落されかなりタイトでシャープな攻めをするようになった。大和くんの成長に涙☆ ただしかつてのタッグパートナー・近藤くんと絡む時は、若干いじられていた過去と似たようなアレな場面も見られたり(笑 そこは愛嬌。
その近藤くん、ゲットワイルドを同時に相手にしても力負けしないパワー戦を展開。大森や征矢をなぎ倒す様は爽快。
諏訪魔、ジョーのラストレボリューションは、互いの個性の強さから空中分解も懸念されているようだけれども、この試合ではむしろいい連携も見られ期待度がぐっと上がった。
ゲットワイルドはだいぶネタっぽさが抜けてきて、本来の征矢・大森そのままのレスリングが観れた感じ。それが良いことなのか悪いことなのかは観た人それぞれの判断だろうけれど、俺は良いに一票。二人ともむしろ実直で剛健なレスリングの方が似合うと思う。特に今回の征矢、良かった。諏訪魔とレスリング技術で渡り合いジョーのパワーをねじ伏せ近藤くんのスピードにも対応し…と派手な技やネタを放り込まなくても十分に会場を沸かせた。
大和、諏訪魔×ジョーに抱えられて放り捨てられた…ッ!リングの端から端まで投げられそのまま場外へ転落。やる方もやる方だけど、そんなものを喰らって試合を続けられる大和もすごい。放り捨てられた大和くんには申し訳ないながら、いいものを見せてもらった。
地元とあって、近藤くんへの声援が一際大きかった。たとえば本来大和への声が大きいだろう場面でもそんな感じだから、若干やりにくそうな瞬間もあったり。そういう近藤くんを観ることもなかなかないので、新鮮だった。
試合後、諏訪魔がマイクを握って締める、かと思わせて近藤くんにタッチ。沸き起こる近藤コールに、所在なげな顔。高い人気を誇るといってもワ―キャーされるタイプではないだけに困惑気味。それでもしっかりと締める。二度目の近藤コールには「もういいです(苦笑」。
世界最強タッグ…KENSO×サスケが一押しだったのだけど、サスケが怪我で欠場したため脱落。次の推しは船木×河野か諏訪魔×ジョー。優勝予想もその二組。もしくは世界タッグを返上して臨むゲットワイルドがくるかも…とか思っていたんだけど、ふじさんめっせ大会を観た後は…ゲットワイルドはない気もしてきた。ワイルド色が薄かったので…。逆に曙×浜ちゃんが喰らい込みそうな印象。ここは曙が復帰したばかりとあって諸々大丈夫かなという不安があったもののアジアタッグを獲った時バリの迫力健在。気持ち的には一番いって欲しいチームかもしれない。気持ち的…となると、ターメリックが獲ったら面白いなぁと。ひっかきまわした上で頂点獲っちゃうのも痛快。
それにしてもKENSO、持ってないなぁ…。
地元凱旋ということで、近藤くんに都まんの差し入れをした(連れが)。ざっと計算して100個の都まんを持って受付へ。そういうの苦手なタイプなのでひどく緊張していた。
6月の大プロレス祭りで逃した大武藤ベアとの2ショット写真、撮った。
11月25日。
第一試合のアンディ・ウー。かっけー☆GAORAチャンピオン(←という呼称でいいのか?)聖也を相手に善戦。アンディはジュニアなのかね?だったらカズくんたちとのバチバチな試合、観てみたい。
第二試合にはGAORAベルトで準決勝までいった靖文くんが登場。派手ではないもののじっくり粘っこいレスリングが見応えあった。そういうのが好きな俺にはツボ。短期間で大きくハネるのは難しいかもしれないけれどそっち方面のレスラーになってくれたら嬉しいかな。ちょっと腰を気にする仕草が見られたのが心配。
第三試合は、浜亮太×曙vsMAZADA×KENSO。
件の入院から復帰した曙。若干、スピードが落ちたかなと。けれどもスピード感はあった。間を上手く使っている様子。体重は絞ると言っていたけれども…観た感じは以前のまま。試合開始直後、曙を応援したら浜ちゃんに睨まれた。こっち見られただけなのかもしれなかったけれども、目つきが怖かった…。その浜ちゃん、終盤でMAZADA(多分)の曙への攻撃を横から迅速にカット…ッ!あのものすごい動きは…なに???
MAZADAはいつも通りのMAZADA。曙との対戦を逃げ回りながら場内を盛り上げる。論外さんとのタッグは…どうなったんだろうか。
いつも通りといえばKENSO。「私はやっていないでしょうが」がなくなり腰ひもでの反則もなくなった。更に今回は世界最強タッグでタッグを組んだサスケまでなくなった(怪我欠場…)。相変わらず公式戦関係では不運というか不遇というか。それでも目の前で場外へのプランチャ―を見せてくれた。迫力。
第四試合・田中稔×金本浩二vsSUSHI×カズ・ハヤシ。
久しぶりのジュニスタ。金本自体、久しぶり。その金本、切れ味は健在。特に蹴り技は威力が増している感もあった。カズくんとの絡みは、鳥肌もの。殺気立った空気でバチバチと。稔は…カッコよかったものの俺的にはもうひと味欲しかった。技一つ、場面一つでも金本をしのぐインパクトが欲しかった。
SUSHIは…SUSHIコールを要求すれば稔コールが起き、キメ台詞も稔に取られて笑いまで奪われ…(笑
第五試合は世界最強タッグ公式戦。河野真幸×船木誠勝vs宮本和志×本間朋晃。
再び全日のリングに上がった宮本と本間のチーム・ターメリック…じつはかつて宮本くんの結構なファンだったのですごく楽しみ。
試合は宮本、本間の急襲で開始。驚いたのは本間。新日マットよりも生き生きしているというか…レスリングが上手い。船木相手に結構遜色ない。宮本くんも当時以上の肉体で河野を押し込む。船木側の応援をしてしまったけれども、気持ち的にはターメリック側でもあったり。 河野くん…三冠王者に仕事させちゃあいけないぜ(笑 ってちょっと思った。
メインは、近藤修司×ジョー・ドーリング×諏訪魔vs大和ヒロシ×征矢学×大森隆男。
近藤くん、GHCのベルトを持って地元凱旋。大和が世界ジュニアチャンピオンとして対峙。二団体のジュニアのベルトホルダーが戦うというプレミア感満載なカード。ベルトを獲り防衛回数も重ねてどう変わったのか興味がある大和、中盤まで長く捕まってしまうも超ヘビーのジョーや諏訪魔相手に一歩も退かず気持ちも切れず。レスリングも余計な…変なところに気を回すような部分が削ぎ落されかなりタイトでシャープな攻めをするようになった。大和くんの成長に涙☆ ただしかつてのタッグパートナー・近藤くんと絡む時は、若干いじられていた過去と似たようなアレな場面も見られたり(笑 そこは愛嬌。
その近藤くん、ゲットワイルドを同時に相手にしても力負けしないパワー戦を展開。大森や征矢をなぎ倒す様は爽快。
諏訪魔、ジョーのラストレボリューションは、互いの個性の強さから空中分解も懸念されているようだけれども、この試合ではむしろいい連携も見られ期待度がぐっと上がった。
ゲットワイルドはだいぶネタっぽさが抜けてきて、本来の征矢・大森そのままのレスリングが観れた感じ。それが良いことなのか悪いことなのかは観た人それぞれの判断だろうけれど、俺は良いに一票。二人ともむしろ実直で剛健なレスリングの方が似合うと思う。特に今回の征矢、良かった。諏訪魔とレスリング技術で渡り合いジョーのパワーをねじ伏せ近藤くんのスピードにも対応し…と派手な技やネタを放り込まなくても十分に会場を沸かせた。
大和、諏訪魔×ジョーに抱えられて放り捨てられた…ッ!リングの端から端まで投げられそのまま場外へ転落。やる方もやる方だけど、そんなものを喰らって試合を続けられる大和もすごい。放り捨てられた大和くんには申し訳ないながら、いいものを見せてもらった。
地元とあって、近藤くんへの声援が一際大きかった。たとえば本来大和への声が大きいだろう場面でもそんな感じだから、若干やりにくそうな瞬間もあったり。そういう近藤くんを観ることもなかなかないので、新鮮だった。
試合後、諏訪魔がマイクを握って締める、かと思わせて近藤くんにタッチ。沸き起こる近藤コールに、所在なげな顔。高い人気を誇るといってもワ―キャーされるタイプではないだけに困惑気味。それでもしっかりと締める。二度目の近藤コールには「もういいです(苦笑」。
世界最強タッグ…KENSO×サスケが一押しだったのだけど、サスケが怪我で欠場したため脱落。次の推しは船木×河野か諏訪魔×ジョー。優勝予想もその二組。もしくは世界タッグを返上して臨むゲットワイルドがくるかも…とか思っていたんだけど、ふじさんめっせ大会を観た後は…ゲットワイルドはない気もしてきた。ワイルド色が薄かったので…。逆に曙×浜ちゃんが喰らい込みそうな印象。ここは曙が復帰したばかりとあって諸々大丈夫かなという不安があったもののアジアタッグを獲った時バリの迫力健在。気持ち的には一番いって欲しいチームかもしれない。気持ち的…となると、ターメリックが獲ったら面白いなぁと。ひっかきまわした上で頂点獲っちゃうのも痛快。
それにしてもKENSO、持ってないなぁ…。
地元凱旋ということで、近藤くんに都まんの差し入れをした(連れが)。ざっと計算して100個の都まんを持って受付へ。そういうの苦手なタイプなのでひどく緊張していた。
6月の大プロレス祭りで逃した大武藤ベアとの2ショット写真、撮った。
2012年11月28日
秋プロレス第三弾 NOAH 沼津卸商社センター大会を
秋プロレス2012第三弾 PRO-WRESTLING NOAH 沼津卸商社センター大会を観た
11月5日。
沼津卸商社センター…遠すぎる…15時48分富士発。ここで俺、一時間くらい勘違い。まだ余裕あると思っていたらもう集合まで30分を切っていた…。必死で準備。結果、彰俊ネックレスをつけ忘れるという失態を…。16時10分沼津着。17時10分のバスを待つ。小雨の中、卸商社センターへ。卸商社センター前で下車。この時間は堂庭で降りずに済むので助かる。後に知ったことながら、どうやら彰俊sは三島からバス移動、堂庭で降りたらしい。
卸商社センターは開場待ちしていると選手が前を通り過ぎて控室に帰って行く。ヨネさんはくるわ玄藩はくるわ森嶋はくるわ彰俊sはくるわ小峠くんはくるわ、挙句に良成sまで顔を出すわ。軽くめまい。この日もNOAH会員証を忘れた為、先行入場できず。
去年とほぼ同じ席。入りは…開場直後はよくなかったものの次第に埋まっていく。招待さんが多かった様子ながら前列にお子さまが多いのは嬉しかった。沼プロの高橋代表の姿もみかけられた。
大会用プロモが流れたのだけど…PAが…何を血迷ったかクソでかい。音がでかいだけじゃなくて高音がキンキンする。高音を抑えればあれでも良かったのに…。
第一試合、石森太二vs北宮光洋。NOAHvsDR。シングルは初見の北宮、流石健介オフィスといった感じの鍛えられ方。中嶋や健斗、梶原同様の気持ちの強さがいい。ただ、前に観た時思った体の固さが今回も気になった。ストレッチ的な固さというより動きの固さというか…。石森は、北宮の頑丈さにかまけて結構思い切りよく技をぶちかましていた感じ(笑
北宮を応援していたら、早速太二に睨まれた。
第二試合は青木篤志×鈴木鼓太郎vsザック・セイバーjr.×マイキー・ニコルス。
陽気な外人・マイキー登場。青木は、やはりキャッチと相性がいいのか、ザックとの絡みが面白い。派手さはないもののねちっこくもありゴツゴツもしている攻防は俺のツボ。ただそうなってくるといわゆる華がなくなっていくのも事実。とはいってもスギのように、決して華やかなプロレスが主軸ではない選手だってGHCを取ってブレイクすることもできるのだからもっと青木らしさを追求してもいいんじゃないのかなぁと。鼓太郎は、そんなザックやマイキー相手にきっちり対応。青木以上にしっかりキャッチなレスリングをやってのけた。つい、近藤くんとのGHCを想定して観てしまう。どちらの味方かと問われれば…両方の味方ですと答えます。
第三試合・潮崎豪vsエディー・エドワーズ。
エディーのポテンシャルに改めてびっくり。テクニックやプロレスセンスでも十分以上に豪くんとやり合い、逆水平合戦でも一歩も引かない。一時はエディーが押し切るのじゃないかという空気も。この試合、前半で豪くんが会場の気合を入れ直す場面があった。確かに若干おとなしめの空気で、声援や拍手が少なかった。潮崎コールはよく上がっていたが…そういうのも難しいところで豪くんの応援割合が大きいと、それはそれでやりずらくなる。格下の方の応援が多い方がやりやすいし盛り上がりやすい。その辺、本当に難しい。俺は、好きな選手を応援することに徹しているので、豪くんを応援した。前はそういう空気を読んだりしてあえて応援が少ない方を応援したこともあったけれど、NOAHは特に好きな選手を思い切り応援することにしている。三沢さんが亡くなる直前の沼津大会で、三沢さんはいつでも応援できるしこれまでもしてきたからと、それだけの理由で逆サイドの小橋×潮崎を応援したら…それが俺の、最後の三沢さんの試合になってしまった…なんてことも思い出した。
豪くん、少しスタイルを変えてきた模様。蹴り、関節攻めを執拗に繰り返した。フィニッシュもなかなか独創的な立ち関節。さらにココから進化するのか…期待大。
第四試合で遂に!玄藩登場。リッキー・マルビン×杉浦貴vs平柳玄藩×KENTA。
加えてマルビンvs俺。玄藩を応援する俺を挑発してくるマルビン。そのうちついに俺に喰ってかかってきた。いつも通りのアレだ。俺も一仕事終えた気になる(笑
スギが体を絞ってきて様子。動きに鋭さが増した。持ち前のゴツゴツ感にこれまで以上にスピード感、テンポ感が加わりKENTAをして圧倒。KENTAは、そんなスギを受け流さずに真っ向からねじ伏せにかかる。とんでもなく高く飛ぶフットスタンプを迷いもなく叩き込むKENTAの怖さ、爆発。マルビン、見事な身体能力を披露。マルビンの無重力感、ハンパない。隣のおじさんも「すげー」の連発。
玄藩は、いつも通りといえばいつも通り、寂しかったのはマイクと「いくぞ、○○(開催地名)」がなかったこと。今回は妙に俺の声に反応してくれた。わざわざこっちを向いて「もういっちょうか?!」と聞いてくれたり。玄藩、最高。プロレスのこういう感じ、最高。
第五試合、小峠篤司×森嶋猛vs金丸義信×マイバッハ谷口。
今、俺のNOAH一の御贔屓といえば小峠くん。今回もハズレなし。若干見せ場は少なかったものの、小峠くんにはNOAHのジュニアに余りみられない熱さがある。がむしゃらさというか。観ていて気持ちいいプロレスをする。のみならず非凡な身体能力も見せてくれる。この試合の終盤でみせた金丸との攻防からの攻め込みは鳥肌が立った。勿論金丸はそれらを全て受け切って、更に上を行く。
というか、やっぱり?なのはマイバッハ。もっとがつんがつんいけばいいのに。飯塚さんを観てきたばかりだと尚更そう思ってしまう。比べるべきではないのは分かっていても…もっと怖くてもいいよと。
第六試合からは公式戦。モハメド・ヨネvs宮原健斗。
ますます体を作ってきた健斗。身体能力だけならヨネさんと同等くらいのものは十分持っているような気がする。けれども試合巧者のヨネさんにうまく回されてしまっていた。それができる、ということとそれを使えるというのは別なんだなぁと。格上のヨネさんの方が会場の空気を味方してしまったことなど、その最たるもの。放っておけば健斗への応援が多くなる図式だったはず。その辺りから完全にヨネさんペース。それでもキン肉バスターを阻止したりと番狂わせ感を感じさせるのが健斗の魅力でもある。
ヨネさんは、熱くなりにくかったお客をがっつり乗せた。技も出し惜しみなくネタも出し惜しみなく。
第七試合、GL公式戦。秋山準vsシェイン・ヘイスト。
秋山s、中盤までお客を楽しませる煽りを入れ込む余裕。シェイン、終盤に向けて秋山sの攻撃を受け切り、秋山sの膝サポーターを外しての二―を出させるに至る。エディーにしてもシェインにしてもNOAH選手よりも熱い気がする(笑 試合を決めたリストクラッチ式エクスプロイダーへの、そのリストクラッチにいこうとする秋山sとクラッチさせないシェインの全身全力の鍔迫り合い、個人的にはこの試合で一番燃えた。
それにしても秋山sは負ける姿が想像できないなぁといつも思う。目の前で負けても負けた気がしない。そういう格がある。
メイン。齋藤彰俊vs丸藤正道。GL公式戦。
豪くんとGHCタッグを獲った彰俊sとNOAHグランドスラム達成者の丸藤の一戦。ゴング直後、にらみ合いから一気に丸藤がスパート。徹底して腕攻め。彰俊sも返そうとするものの明らかに速度で勝る丸藤に翻弄される。執拗な腕攻めを、それでもしのぎ反撃。場外でのパイルドライバー(多分。逆リングサイドだったのでよく見えなかった…もしかしたらボディスラムだったのかもしれない)。更にマットをひっぺがしてからもう一発。怖い彰俊sが顔を出し始めた。猛る彰俊sの前に丸藤も攻め込まれる時間が長くなる。厳しい蹴撃を受け切った丸藤、不知火敢行。そこから一気にポールシフト。あの時間帯であそこまで攻められた上で彰俊sを抱え上げられたんじゃあ、彰俊ファンも納得するしかない。ものすごい重厚ないい試合だった。
ただ…やっぱり納得はしても…彰俊sのシングル王座戴冠を観たい。
グローバルリーグの公式戦は多分初見。NOAH版のチャンカン・G1といったところ。空気的にはちょっと緊迫感不足というかNOAHらしい緩急だったというか。歴史がまだ浅いため「これ」といった空気感が出来上がっていない様子。とはいえ、それもNOAHらしさかなとも。後半はトップ選手のトップクラスのシングル戦が三試合並んだ。圧巻だった。
新日からの秋の二連戦だったわけだけど、やっぱりNOAHはまんべんなく楽しめる。新日は選手ごとに好き嫌いの落差が大きい。NOAHはどの選手も、外人さんに至るまで好きなので全試合超集中して観てしまう。新日が悪いわけではなくて、そういう団体のカラーだということなんだろうなぁと。
新日に続いてこの日もお子さんが多かった。新日よりもお子さんの声援が多かった気がする。そこはNOAH特有の空気感の勝利かもしれない。ただ、招待客層も相当数いた様子で…特に前半戦、盛り上がりが欠けたのが残念だった。
小川良成がいた…!久しぶりに観た。これは復帰、近いのか?!
のんびり会場を出ようとすると、ユリオカ超特Qさん発見!!!早速握手をしてもらう。思わず「また、ニコジョッキーに来て下さい」と言いながら「マホカラスTシャツ」を見せると「そういうのやっている方なんですか?!」と返してくれた。そういうのがどういうのかは計り兼ねたけれども思わず「はい」と答えておいた。急いでいる様子だったので一緒に写真を!は言い出せなかった。いかんせん、嬉しい☆
11月5日。
沼津卸商社センター…遠すぎる…15時48分富士発。ここで俺、一時間くらい勘違い。まだ余裕あると思っていたらもう集合まで30分を切っていた…。必死で準備。結果、彰俊ネックレスをつけ忘れるという失態を…。16時10分沼津着。17時10分のバスを待つ。小雨の中、卸商社センターへ。卸商社センター前で下車。この時間は堂庭で降りずに済むので助かる。後に知ったことながら、どうやら彰俊sは三島からバス移動、堂庭で降りたらしい。
卸商社センターは開場待ちしていると選手が前を通り過ぎて控室に帰って行く。ヨネさんはくるわ玄藩はくるわ森嶋はくるわ彰俊sはくるわ小峠くんはくるわ、挙句に良成sまで顔を出すわ。軽くめまい。この日もNOAH会員証を忘れた為、先行入場できず。
去年とほぼ同じ席。入りは…開場直後はよくなかったものの次第に埋まっていく。招待さんが多かった様子ながら前列にお子さまが多いのは嬉しかった。沼プロの高橋代表の姿もみかけられた。
大会用プロモが流れたのだけど…PAが…何を血迷ったかクソでかい。音がでかいだけじゃなくて高音がキンキンする。高音を抑えればあれでも良かったのに…。
第一試合、石森太二vs北宮光洋。NOAHvsDR。シングルは初見の北宮、流石健介オフィスといった感じの鍛えられ方。中嶋や健斗、梶原同様の気持ちの強さがいい。ただ、前に観た時思った体の固さが今回も気になった。ストレッチ的な固さというより動きの固さというか…。石森は、北宮の頑丈さにかまけて結構思い切りよく技をぶちかましていた感じ(笑
北宮を応援していたら、早速太二に睨まれた。
第二試合は青木篤志×鈴木鼓太郎vsザック・セイバーjr.×マイキー・ニコルス。
陽気な外人・マイキー登場。青木は、やはりキャッチと相性がいいのか、ザックとの絡みが面白い。派手さはないもののねちっこくもありゴツゴツもしている攻防は俺のツボ。ただそうなってくるといわゆる華がなくなっていくのも事実。とはいってもスギのように、決して華やかなプロレスが主軸ではない選手だってGHCを取ってブレイクすることもできるのだからもっと青木らしさを追求してもいいんじゃないのかなぁと。鼓太郎は、そんなザックやマイキー相手にきっちり対応。青木以上にしっかりキャッチなレスリングをやってのけた。つい、近藤くんとのGHCを想定して観てしまう。どちらの味方かと問われれば…両方の味方ですと答えます。
第三試合・潮崎豪vsエディー・エドワーズ。
エディーのポテンシャルに改めてびっくり。テクニックやプロレスセンスでも十分以上に豪くんとやり合い、逆水平合戦でも一歩も引かない。一時はエディーが押し切るのじゃないかという空気も。この試合、前半で豪くんが会場の気合を入れ直す場面があった。確かに若干おとなしめの空気で、声援や拍手が少なかった。潮崎コールはよく上がっていたが…そういうのも難しいところで豪くんの応援割合が大きいと、それはそれでやりずらくなる。格下の方の応援が多い方がやりやすいし盛り上がりやすい。その辺、本当に難しい。俺は、好きな選手を応援することに徹しているので、豪くんを応援した。前はそういう空気を読んだりしてあえて応援が少ない方を応援したこともあったけれど、NOAHは特に好きな選手を思い切り応援することにしている。三沢さんが亡くなる直前の沼津大会で、三沢さんはいつでも応援できるしこれまでもしてきたからと、それだけの理由で逆サイドの小橋×潮崎を応援したら…それが俺の、最後の三沢さんの試合になってしまった…なんてことも思い出した。
豪くん、少しスタイルを変えてきた模様。蹴り、関節攻めを執拗に繰り返した。フィニッシュもなかなか独創的な立ち関節。さらにココから進化するのか…期待大。
第四試合で遂に!玄藩登場。リッキー・マルビン×杉浦貴vs平柳玄藩×KENTA。
加えてマルビンvs俺。玄藩を応援する俺を挑発してくるマルビン。そのうちついに俺に喰ってかかってきた。いつも通りのアレだ。俺も一仕事終えた気になる(笑
スギが体を絞ってきて様子。動きに鋭さが増した。持ち前のゴツゴツ感にこれまで以上にスピード感、テンポ感が加わりKENTAをして圧倒。KENTAは、そんなスギを受け流さずに真っ向からねじ伏せにかかる。とんでもなく高く飛ぶフットスタンプを迷いもなく叩き込むKENTAの怖さ、爆発。マルビン、見事な身体能力を披露。マルビンの無重力感、ハンパない。隣のおじさんも「すげー」の連発。
玄藩は、いつも通りといえばいつも通り、寂しかったのはマイクと「いくぞ、○○(開催地名)」がなかったこと。今回は妙に俺の声に反応してくれた。わざわざこっちを向いて「もういっちょうか?!」と聞いてくれたり。玄藩、最高。プロレスのこういう感じ、最高。
第五試合、小峠篤司×森嶋猛vs金丸義信×マイバッハ谷口。
今、俺のNOAH一の御贔屓といえば小峠くん。今回もハズレなし。若干見せ場は少なかったものの、小峠くんにはNOAHのジュニアに余りみられない熱さがある。がむしゃらさというか。観ていて気持ちいいプロレスをする。のみならず非凡な身体能力も見せてくれる。この試合の終盤でみせた金丸との攻防からの攻め込みは鳥肌が立った。勿論金丸はそれらを全て受け切って、更に上を行く。
というか、やっぱり?なのはマイバッハ。もっとがつんがつんいけばいいのに。飯塚さんを観てきたばかりだと尚更そう思ってしまう。比べるべきではないのは分かっていても…もっと怖くてもいいよと。
第六試合からは公式戦。モハメド・ヨネvs宮原健斗。
ますます体を作ってきた健斗。身体能力だけならヨネさんと同等くらいのものは十分持っているような気がする。けれども試合巧者のヨネさんにうまく回されてしまっていた。それができる、ということとそれを使えるというのは別なんだなぁと。格上のヨネさんの方が会場の空気を味方してしまったことなど、その最たるもの。放っておけば健斗への応援が多くなる図式だったはず。その辺りから完全にヨネさんペース。それでもキン肉バスターを阻止したりと番狂わせ感を感じさせるのが健斗の魅力でもある。
ヨネさんは、熱くなりにくかったお客をがっつり乗せた。技も出し惜しみなくネタも出し惜しみなく。
第七試合、GL公式戦。秋山準vsシェイン・ヘイスト。
秋山s、中盤までお客を楽しませる煽りを入れ込む余裕。シェイン、終盤に向けて秋山sの攻撃を受け切り、秋山sの膝サポーターを外しての二―を出させるに至る。エディーにしてもシェインにしてもNOAH選手よりも熱い気がする(笑 試合を決めたリストクラッチ式エクスプロイダーへの、そのリストクラッチにいこうとする秋山sとクラッチさせないシェインの全身全力の鍔迫り合い、個人的にはこの試合で一番燃えた。
それにしても秋山sは負ける姿が想像できないなぁといつも思う。目の前で負けても負けた気がしない。そういう格がある。
メイン。齋藤彰俊vs丸藤正道。GL公式戦。
豪くんとGHCタッグを獲った彰俊sとNOAHグランドスラム達成者の丸藤の一戦。ゴング直後、にらみ合いから一気に丸藤がスパート。徹底して腕攻め。彰俊sも返そうとするものの明らかに速度で勝る丸藤に翻弄される。執拗な腕攻めを、それでもしのぎ反撃。場外でのパイルドライバー(多分。逆リングサイドだったのでよく見えなかった…もしかしたらボディスラムだったのかもしれない)。更にマットをひっぺがしてからもう一発。怖い彰俊sが顔を出し始めた。猛る彰俊sの前に丸藤も攻め込まれる時間が長くなる。厳しい蹴撃を受け切った丸藤、不知火敢行。そこから一気にポールシフト。あの時間帯であそこまで攻められた上で彰俊sを抱え上げられたんじゃあ、彰俊ファンも納得するしかない。ものすごい重厚ないい試合だった。
ただ…やっぱり納得はしても…彰俊sのシングル王座戴冠を観たい。
グローバルリーグの公式戦は多分初見。NOAH版のチャンカン・G1といったところ。空気的にはちょっと緊迫感不足というかNOAHらしい緩急だったというか。歴史がまだ浅いため「これ」といった空気感が出来上がっていない様子。とはいえ、それもNOAHらしさかなとも。後半はトップ選手のトップクラスのシングル戦が三試合並んだ。圧巻だった。
新日からの秋の二連戦だったわけだけど、やっぱりNOAHはまんべんなく楽しめる。新日は選手ごとに好き嫌いの落差が大きい。NOAHはどの選手も、外人さんに至るまで好きなので全試合超集中して観てしまう。新日が悪いわけではなくて、そういう団体のカラーだということなんだろうなぁと。
新日に続いてこの日もお子さんが多かった。新日よりもお子さんの声援が多かった気がする。そこはNOAH特有の空気感の勝利かもしれない。ただ、招待客層も相当数いた様子で…特に前半戦、盛り上がりが欠けたのが残念だった。
小川良成がいた…!久しぶりに観た。これは復帰、近いのか?!
のんびり会場を出ようとすると、ユリオカ超特Qさん発見!!!早速握手をしてもらう。思わず「また、ニコジョッキーに来て下さい」と言いながら「マホカラスTシャツ」を見せると「そういうのやっている方なんですか?!」と返してくれた。そういうのがどういうのかは計り兼ねたけれども思わず「はい」と答えておいた。急いでいる様子だったので一緒に写真を!は言い出せなかった。いかんせん、嬉しい☆
2012年11月28日
秋プロレス第二弾 新日本プロレス ツインメッセ大会
秋プロレス2012第二弾 新日本プロレス ツインメッセ大会を観た
11月4日。
地元・静岡大会。なんだかひさしぶりの地方大会観戦の為、妙に緊張する俺。
第一試合に三島市出身の渡辺高章登場。渡辺高章×井上亘vsYOSHI-HASHI×矢野通。
高章、後ろ髪も伸ばして体格も良くなって、いい風体に。試合も気持ちでぶつかっていく野性あふれる感じが好印象。矢野は入場から退場まで「超矢野」。レスリング、反則、コーナー外し、顔芸に至るまで名人の域。いいもの観た感満載。亘は…苦言ばかり呈してきたけれども、今回も…11月11日に大阪で柴田×桜庭と試合するんだよね、真壁と一緒に…と問いただしたい。その真壁はメイン。自分は第一試合。試合内容も矢野に持っていかれている。そういうシチュエーションで、腹だたしさとかジェラシーとかそういったものを見せてくれないっていうのは…頑張っていい試合をすればいいポジションでもないし…淡々と試合をこなしていい流れでもないだろうに…期待感をくれ、亘…と言いたいです。ここはひとつ鈴木軍に入って鍛え上げられてもらいたいなぁと。
第二試合はキャプテン・ニュージャパンvs飯塚高史。
新日のトップアイドル同士の一戦。余りにも興味深い。実際面白かった。とはいえ…飯塚さんがもったいなかったとも…もっといい飯塚さんがいるはず。飯塚さんのプロレスにキャプテンがついてこれていない、ついてくるのがやっとに見えてしまったのが…もったいない。
第三試合、BUSHI×アレックス・シェリー×KUSHIDAvs外道×アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ。敵を作るをいとわずに言えば全日臭い試合だった。BUSHIがいるからではなく全体的に楽しい空気が常に漂っていた。外道組が空気感を支配していたからかね。陽気な外人二人と発音のいい英語が見どころの外道さん(笑
第四試合では久しぶりの邪道さんがきゃっきゃしていた。邪道さんのキャラ、なんか変わった???ロウ・キーがもう…かっこよかった。ロウ・キーはいつもいつも怖いっす。そこがいいっす。
第五試合。タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―×永田裕志×小島聡×天山広吉vsタイチ×TAKAみちのく×デイビーボーイ・スミスjr.×ランス・アーチャ―×鈴木みのる。
10人タッグという試合ながら、くっちゃくちゃにならず最後まで盛り上がった。
今回は鈴木軍の圧勝といった感じ(俺がファンだからではないっす…多分)。鈴木みのると永田裕志の一騎打ちから始まりスミス×アーチャ―vsテンコジの前哨戦、タイチは天山のモンゴリアン、コジの逆水平からの「ようし」とサポーターを投げ捨ててからのラリアットをぱくり、TAKAさんは隙をついてはすき放題。一方の新日軍はいつもながらの安定感をみせてくれつつもこれといったインパクトを残せていない印象。永田は冒頭のvsみのるs以降は若干おとなしめ、テンコジもスミス×アーチャ―とバチバチやるかと思っていたところ存外そうでもなかった。ライガ―sは鈴木軍拉致られてマスクはがれそうになったというのもあってか、猛っていて面白かった。
傍若無人な鈴木軍側は…スミスとアーチャ―は正直身体的ポテンシャルで圧倒している部分が大きいような気がする。勿論それはスゴイことなのだけど受け身とかテクニックとかが噛み合っていけば…と。そのアーチャ―、こっち来た時に「アーチャ―!」って応援したんだけど、二回とも「シャラップ!」ってすげぇ怒られた。なんで?(笑 タイチは前述した通り相変わらず好き勝手。今回はみのるsのアシストを受け(というかみのるsのパイルドライバーから星をゆずってもらったというか)フォール勝ちしたりと大活躍。
今回すごかったのはみのるsのアンクルホールド。カットしに入った選手を見るやすっとその選手をアンクルホールド、それをカットしにきた選手をまた…それをカットしに…また…と都合四回連続高速アンクル。地味な拷問技なのに会場を最高に盛り上げた。
入場時、コジに「がんばって」と言いながらみのるタオルを広げる俺…コジ、全日ばりのオーバーアクションで驚いてくれた(笑
メインはカール・アンダーソン×後藤洋央紀×真壁刀義×棚橋弘至vs石井智宏×オカダ・カズチカ×中邑真輔×高橋裕二郎。
タナと裕二郎から開始。裕二郎のレスリングテクニックに唸ってしまう。地力はあるなぁと。レスリングだけでいうと俺は好きなタイプ。石井vs真壁の、短いスパンでの張り合いに会場どよめく。石井ちゃんのゴツゴツ感、大好きだ。後藤はもっとカズチカにつっかかっていくべきだったかなと。前哨戦は完全にカズチカの勝ちといった印象。ただ試合で圧倒というよりも試合後の印象的な問題。中邑vsアンダーソンのIWGPコンチネンタルの前哨戦は…こちらもくすぶったまま。後藤といいアンダーソンといい挑戦する側ががつんがつんいかない感じだった。
この日、エアギター三回。乗り倒すタナ(笑
タナがリングサイドを回りながら引き揚げる…ウィザードリング、買ってきておけばよかったと後悔。売り切れ続きで買えなかったり、パート2には赤のリングが出ていなかったり…で買いそびれていた。
客入りも多く空席もなく、盛り上がった大会だった。
前半、前年にもましてコミカル色が強くなっていた。かつてなら賛否分かれたところだと思うけれども、観たところ好印象で受け入れられている様子。個人的には…会場では賛だけど新日を観に行った感からすると否、といいたい部分もある。よくも悪くもバラエティ豊かではないこと、返せばストロングスタイルをひたすら追求していることが新日だと思うので…最初から最後まで息が詰まるような試合で構成されていた時分は観戦中に酸欠を起こしそうになったり帰り途、ものすごい疲労感に襲われながらも満足していたなぁと思い返した。それが他の団体とは違う新日なんだと満足していた。どれが正しいとかじゃなくて、当時とは違う昂奮や満足とは違うものを提供しているんだなという感想。
小さい子も多かった。今回はいつにも増して大入りのツインメッセ。小学生低学年くらいから中学生、高校生、成人、年配の方と万遍なく入っていた。何よりいわゆる関係者席が目立たなかった(なかったのかもしれない)のは良かった。小さい子が楽しそうのプロレスを観戦しているのは、いかんせん嬉しい。
みのるタオル、ツインメッセに掲げられた。通りすがりにちらっと横目で見て、一瞬スルー。足を止めてやおら振り返ると「しょーがねーなー、貸せ」的な乱暴なひと言(聞き取れなかった)とともに連れのもっていたみのるタオルを取り上げ、会場に掲げるみのるs。会場、どかんと沸いた☆Wで嬉しい。タオルはいつものようにくるっと丸めて放ってくれた。
あと…両国とかでみかける新日軍団のおにいさんがいらしてた。
11月4日。
地元・静岡大会。なんだかひさしぶりの地方大会観戦の為、妙に緊張する俺。
第一試合に三島市出身の渡辺高章登場。渡辺高章×井上亘vsYOSHI-HASHI×矢野通。
高章、後ろ髪も伸ばして体格も良くなって、いい風体に。試合も気持ちでぶつかっていく野性あふれる感じが好印象。矢野は入場から退場まで「超矢野」。レスリング、反則、コーナー外し、顔芸に至るまで名人の域。いいもの観た感満載。亘は…苦言ばかり呈してきたけれども、今回も…11月11日に大阪で柴田×桜庭と試合するんだよね、真壁と一緒に…と問いただしたい。その真壁はメイン。自分は第一試合。試合内容も矢野に持っていかれている。そういうシチュエーションで、腹だたしさとかジェラシーとかそういったものを見せてくれないっていうのは…頑張っていい試合をすればいいポジションでもないし…淡々と試合をこなしていい流れでもないだろうに…期待感をくれ、亘…と言いたいです。ここはひとつ鈴木軍に入って鍛え上げられてもらいたいなぁと。
第二試合はキャプテン・ニュージャパンvs飯塚高史。
新日のトップアイドル同士の一戦。余りにも興味深い。実際面白かった。とはいえ…飯塚さんがもったいなかったとも…もっといい飯塚さんがいるはず。飯塚さんのプロレスにキャプテンがついてこれていない、ついてくるのがやっとに見えてしまったのが…もったいない。
第三試合、BUSHI×アレックス・シェリー×KUSHIDAvs外道×アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ。敵を作るをいとわずに言えば全日臭い試合だった。BUSHIがいるからではなく全体的に楽しい空気が常に漂っていた。外道組が空気感を支配していたからかね。陽気な外人二人と発音のいい英語が見どころの外道さん(笑
第四試合では久しぶりの邪道さんがきゃっきゃしていた。邪道さんのキャラ、なんか変わった???ロウ・キーがもう…かっこよかった。ロウ・キーはいつもいつも怖いっす。そこがいいっす。
第五試合。タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―×永田裕志×小島聡×天山広吉vsタイチ×TAKAみちのく×デイビーボーイ・スミスjr.×ランス・アーチャ―×鈴木みのる。
10人タッグという試合ながら、くっちゃくちゃにならず最後まで盛り上がった。
今回は鈴木軍の圧勝といった感じ(俺がファンだからではないっす…多分)。鈴木みのると永田裕志の一騎打ちから始まりスミス×アーチャ―vsテンコジの前哨戦、タイチは天山のモンゴリアン、コジの逆水平からの「ようし」とサポーターを投げ捨ててからのラリアットをぱくり、TAKAさんは隙をついてはすき放題。一方の新日軍はいつもながらの安定感をみせてくれつつもこれといったインパクトを残せていない印象。永田は冒頭のvsみのるs以降は若干おとなしめ、テンコジもスミス×アーチャ―とバチバチやるかと思っていたところ存外そうでもなかった。ライガ―sは鈴木軍拉致られてマスクはがれそうになったというのもあってか、猛っていて面白かった。
傍若無人な鈴木軍側は…スミスとアーチャ―は正直身体的ポテンシャルで圧倒している部分が大きいような気がする。勿論それはスゴイことなのだけど受け身とかテクニックとかが噛み合っていけば…と。そのアーチャ―、こっち来た時に「アーチャ―!」って応援したんだけど、二回とも「シャラップ!」ってすげぇ怒られた。なんで?(笑 タイチは前述した通り相変わらず好き勝手。今回はみのるsのアシストを受け(というかみのるsのパイルドライバーから星をゆずってもらったというか)フォール勝ちしたりと大活躍。
今回すごかったのはみのるsのアンクルホールド。カットしに入った選手を見るやすっとその選手をアンクルホールド、それをカットしにきた選手をまた…それをカットしに…また…と都合四回連続高速アンクル。地味な拷問技なのに会場を最高に盛り上げた。
入場時、コジに「がんばって」と言いながらみのるタオルを広げる俺…コジ、全日ばりのオーバーアクションで驚いてくれた(笑
メインはカール・アンダーソン×後藤洋央紀×真壁刀義×棚橋弘至vs石井智宏×オカダ・カズチカ×中邑真輔×高橋裕二郎。
タナと裕二郎から開始。裕二郎のレスリングテクニックに唸ってしまう。地力はあるなぁと。レスリングだけでいうと俺は好きなタイプ。石井vs真壁の、短いスパンでの張り合いに会場どよめく。石井ちゃんのゴツゴツ感、大好きだ。後藤はもっとカズチカにつっかかっていくべきだったかなと。前哨戦は完全にカズチカの勝ちといった印象。ただ試合で圧倒というよりも試合後の印象的な問題。中邑vsアンダーソンのIWGPコンチネンタルの前哨戦は…こちらもくすぶったまま。後藤といいアンダーソンといい挑戦する側ががつんがつんいかない感じだった。
この日、エアギター三回。乗り倒すタナ(笑
タナがリングサイドを回りながら引き揚げる…ウィザードリング、買ってきておけばよかったと後悔。売り切れ続きで買えなかったり、パート2には赤のリングが出ていなかったり…で買いそびれていた。
客入りも多く空席もなく、盛り上がった大会だった。
前半、前年にもましてコミカル色が強くなっていた。かつてなら賛否分かれたところだと思うけれども、観たところ好印象で受け入れられている様子。個人的には…会場では賛だけど新日を観に行った感からすると否、といいたい部分もある。よくも悪くもバラエティ豊かではないこと、返せばストロングスタイルをひたすら追求していることが新日だと思うので…最初から最後まで息が詰まるような試合で構成されていた時分は観戦中に酸欠を起こしそうになったり帰り途、ものすごい疲労感に襲われながらも満足していたなぁと思い返した。それが他の団体とは違う新日なんだと満足していた。どれが正しいとかじゃなくて、当時とは違う昂奮や満足とは違うものを提供しているんだなという感想。
小さい子も多かった。今回はいつにも増して大入りのツインメッセ。小学生低学年くらいから中学生、高校生、成人、年配の方と万遍なく入っていた。何よりいわゆる関係者席が目立たなかった(なかったのかもしれない)のは良かった。小さい子が楽しそうのプロレスを観戦しているのは、いかんせん嬉しい。
みのるタオル、ツインメッセに掲げられた。通りすがりにちらっと横目で見て、一瞬スルー。足を止めてやおら振り返ると「しょーがねーなー、貸せ」的な乱暴なひと言(聞き取れなかった)とともに連れのもっていたみのるタオルを取り上げ、会場に掲げるみのるs。会場、どかんと沸いた☆Wで嬉しい。タオルはいつものようにくるっと丸めて放ってくれた。
あと…両国とかでみかける新日軍団のおにいさんがいらしてた。
2012年11月08日
10月8日、新日本プロレス・両国大会
10月8日、新日本プロレス・両国大会
棚橋弘至vs鈴木みのるのIWGP戦。
緊張した…緊迫した…。両者の大ファンなのだけど、やはりみのるs応援。目の前での戴冠を観たい。ほぼこの一戦をみたいが為に両国に赴いた。
試合は、力でのねじ伏せ合い。タナは序盤で、あえて卍固めでエアギターをやってみせた。チャラいキャラ云々じゃなくて棚橋のストロングスタイルを曲げない意思表示に燃えた。結果、タナがこの試合初のフォールで勝利。これ(この試合最初のフォールでスリーカウント)は後に知ったことだけど、だからこその現場での緊迫感だったのかとしみじみ。
試合が終わった直後は呆けてしまった。すごい試合だったもののやっぱりみのるsの勝ちは観たかった。けれども、アオリVでの二人のコメントを思い出すにつれ、この試合、二人は実はタッグを組んで色々なものと戦っていたのかもしれないなぁとも。黄金時代と言われた昭和プロレス・80年代プロレス。90年代の闘魂三銃士・四天王プロレス。その時代を共有した人は、結構な確率で、「昔はさぁ」とか「昭和のころはさぁ」とか、「猪木はさぁ」とか…続けて「今のはさぁ…じゃん?」と。その時代のプロレスがすごかったのは分かる。だからといって今のプロレスはそんなにダメなのかと。もし「ダメだ」と言い切る人がいるなら、よほど俺なんか、クソみたいなセンスの人間に見えるんだろうなと思う。そのダメな今のプロレスがすげぇ好きなんだから。でも俺は今のプロレスがダメなんて思わない。優劣はつけられないけれども、昭和のプロレスに負けちゃあいないとは思っている。と、一ファンの俺でさえその辺りのことに悶々としているんだから、その今のプロレスでトップを走る二人が何も思わないわけがない。確かに最近、ストロングスタイルを標榜する新日ですらキャラでプロレスをする・ネタでプロレスをする風潮がある。それも悪くはないけれども、それが全面に出過ぎると確かにプロレスごっこのそしりは免れないかもしれない。とはいってもキャラやネタを全面に押し出した試合は盛り上がるのも事実。それを安易な方法だと言えば言えると思うし。なんというのか、タナとみのるsはそういう選手たちの意識とも戦っていた気がする。
帰宅した後、みのるsの試合後コメントを読んだ。「これが今のプロレスだ」と言い切っていた。タナも同様のニュアンスのコメントを出していた。涙が出た。
なんだかひどく、誇らしかった。
二人は、今のプロレスを大好きなファンの為に戦ってくれたのかもしれない。
今年の俺のベストバウトは、この一戦。リング内外含めて、この一戦がベストバウト。
あと…この大会で柴田×桜庭vs真壁×亘が行われた。亘は東スポか何かのインタビューで「暴走してやる」と宣言していたので、期待したのだけど…正直、いつも通りだった…。色々と思うところがあるのかもしれない。けれども、ずっと亘推しな俺からすれば、そういうのはもう違うだろうと。もっとなりふり構わずねじ伏せにいけよと。相変わらずながら思った。
中西が復帰。まだ本調子じゃないのはありありと見てとれたものの存在感は圧倒的。じっくりと調子を取り戻してトップ戦線に絡んでいって欲しい。
飯伏陥落。残念…。ちょっと乗り切れなかった感があった。全体的にしっくりいっていないのを調整する前に終わってしまった様子。後に聞いた話では飯伏くん、スタイルを変えようと思考錯誤しているとか。そのせいなのかなと。
棚橋弘至vs鈴木みのるのIWGP戦。
緊張した…緊迫した…。両者の大ファンなのだけど、やはりみのるs応援。目の前での戴冠を観たい。ほぼこの一戦をみたいが為に両国に赴いた。
試合は、力でのねじ伏せ合い。タナは序盤で、あえて卍固めでエアギターをやってみせた。チャラいキャラ云々じゃなくて棚橋のストロングスタイルを曲げない意思表示に燃えた。結果、タナがこの試合初のフォールで勝利。これ(この試合最初のフォールでスリーカウント)は後に知ったことだけど、だからこその現場での緊迫感だったのかとしみじみ。
試合が終わった直後は呆けてしまった。すごい試合だったもののやっぱりみのるsの勝ちは観たかった。けれども、アオリVでの二人のコメントを思い出すにつれ、この試合、二人は実はタッグを組んで色々なものと戦っていたのかもしれないなぁとも。黄金時代と言われた昭和プロレス・80年代プロレス。90年代の闘魂三銃士・四天王プロレス。その時代を共有した人は、結構な確率で、「昔はさぁ」とか「昭和のころはさぁ」とか、「猪木はさぁ」とか…続けて「今のはさぁ…じゃん?」と。その時代のプロレスがすごかったのは分かる。だからといって今のプロレスはそんなにダメなのかと。もし「ダメだ」と言い切る人がいるなら、よほど俺なんか、クソみたいなセンスの人間に見えるんだろうなと思う。そのダメな今のプロレスがすげぇ好きなんだから。でも俺は今のプロレスがダメなんて思わない。優劣はつけられないけれども、昭和のプロレスに負けちゃあいないとは思っている。と、一ファンの俺でさえその辺りのことに悶々としているんだから、その今のプロレスでトップを走る二人が何も思わないわけがない。確かに最近、ストロングスタイルを標榜する新日ですらキャラでプロレスをする・ネタでプロレスをする風潮がある。それも悪くはないけれども、それが全面に出過ぎると確かにプロレスごっこのそしりは免れないかもしれない。とはいってもキャラやネタを全面に押し出した試合は盛り上がるのも事実。それを安易な方法だと言えば言えると思うし。なんというのか、タナとみのるsはそういう選手たちの意識とも戦っていた気がする。
帰宅した後、みのるsの試合後コメントを読んだ。「これが今のプロレスだ」と言い切っていた。タナも同様のニュアンスのコメントを出していた。涙が出た。
なんだかひどく、誇らしかった。
二人は、今のプロレスを大好きなファンの為に戦ってくれたのかもしれない。
今年の俺のベストバウトは、この一戦。リング内外含めて、この一戦がベストバウト。
あと…この大会で柴田×桜庭vs真壁×亘が行われた。亘は東スポか何かのインタビューで「暴走してやる」と宣言していたので、期待したのだけど…正直、いつも通りだった…。色々と思うところがあるのかもしれない。けれども、ずっと亘推しな俺からすれば、そういうのはもう違うだろうと。もっとなりふり構わずねじ伏せにいけよと。相変わらずながら思った。
中西が復帰。まだ本調子じゃないのはありありと見てとれたものの存在感は圧倒的。じっくりと調子を取り戻してトップ戦線に絡んでいって欲しい。
飯伏陥落。残念…。ちょっと乗り切れなかった感があった。全体的にしっくりいっていないのを調整する前に終わってしまった様子。後に聞いた話では飯伏くん、スタイルを変えようと思考錯誤しているとか。そのせいなのかなと。