2014年11月12日
20141102 新日本プロレスツインメッセ静岡大会を観たのでその感想。
20141102 新日本プロレスツインメッセ静岡大会を観たのでその感想。
【大会の感想】
▼第一試合▼
フエゴvs小松洋平
○フエゴ:メキシカンキャラなレスラー。BUSHIがいるのになーかぶってるよなーと思いつつ見る。
○小松:ゴツゴツとした攻めが気持ちいい。逆にフエゴの攻めがもっと厳しい方が活きたかもしれない。田中か小松かと言われれば、小松派かなぁ、今んとこ。
▼第二試合▼
アレックス・シェリー×KUSHIDA×田口隆祐
vs
エル・デスぺラード×タイチ×TAKAみちのく
○タイチと田口のIWGPJr.前哨戦:ということもあってかタイチのバチバチ感がなかなかなもの。場外乱闘でもかなりエグくエグく攻め込んだ。一方の田口は相手がタイチだからなのか通常通り。場外で鉄柵を使っての足首攻め、リングに上げられてデスぺラード、TAKAからも足首への執拗な波状攻撃のみならず反則の連続を喰らっているのだから、もっとブチ切れた田口が観たかった。
○TAKA:最近、TAKAタイチの地方大会はお約束事を中心に組み立てているのでちょっと引きがなかったところ、今回は2人とも面白かった。サミングとアックスボンバーコールからのヒザは放り込むけれど(笑
○デスぺラード:てっきりルチャっぽいレスラーになるのかと思っていたらパワー系になっていた感じ。カシン的な方向にいかない感じなのは残念ながらレスリングは好き。
○シェリーとKUSHIDA:シェリーは言うまでもなく、KUSHIDAもいい方向にふてぶてしくなってきた。曲者相手ということもあって華麗なテクニックや連携よりもラフファイトに傾倒したことで俺好みのKUSHIDAが出てきたのかも。ただやっぱりあの腕時計を指さすパフォーマンスはしっくりこない(笑
▼第三試合▼
マスカラ・ドラダ×BUSHI×タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―
vs
ニック・ジャクソン×マット・ジャクソン×タマ・トンガ×高橋裕二郎
○この試合、ライガ―の圧倒的存在感に尽きる。次点でBUSHI。裕二郎はもう少し体を使えばいいのにと。ああいうキャラとポジションだからこそレスリングで圧倒する場面が映える、と思うのは俺の趣味かな。タマちゃんは出オチ感がハンパなかった。個人的にはモノスゴク好きなキャラになってきたもののレスリング自体はそれほど不気味レスラーっぽくなかったからなー。やっぱレスリングで印象に残って欲しいと思うんだよなぁ。
▼第四試合▼
外道×矢野通
vs
飯塚高史×鈴木みのる
○矢野:ヤノトールー二回阻止される。コーナーカバー、珍しく外し損ねる。vs飯塚のシングル、面白くなりそう。決着戦、観たいなぁ。
○外道:アイアンフィンガーフロムヘル、装着。ひたすらみのるの攻めを受け続けた。スーパーフライを放つこともなく轟沈。
○みのる:vs矢野もvs外道もテーマにならないこの試合、飯塚とのタッグを見せるというテーマでがっちり盛り上げてくれる。前半はロープ絡み腕十字と場外乱闘、フィニッシュはスリーパーからのゴッチ式パイルドライバー。パイルドライバーはリフトしてからたっぷり間を取って落とす。見慣れた技でもほんの少し間を取るだけでぐっと緊迫感もレア度も増す。取って当然の相手を仕留めるからこそのこのセンス、すげぇ。
○飯塚さん:この大会、柴田と並んで楽しみだったのがみのる×飯塚チーム。どんなことになるのかと。意外と、というかかなりいいチームになりそうな予感。飯塚さんがキレ味あるサブミッションを解禁すれば更にド鋭くなりそうだけれど、そこまでは無理かも。飯塚さんがコーナーに戻ってしっかりタッチしたのが、ツボだった(笑 よくみんな、笑わなかったよなぁと。
▼第五試合▼
キャプテン・ニュージャパン×内藤哲也×真壁刀義
vs
バッドラック・ファレ×ドク・ギャローズ×カール・アンダーソン
○内藤:前半戦、テンポ感も良くて久しぶりに内藤ファンに復帰しようかと思ったくらい良かった。終盤過ぎたころから存在感が希薄に。
○真壁:毎回ながら、プロレスラーを見てるなぁと感じさせてくれる。問答無用でカッコいい。それだけにやっぱりキャプテンと同じコーナーに立つのは違和感。
○ガイジン軍団:なんか顔見せ興行的だったなぁ。
▼第六試合▼
アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ
vs
ボビ―・フィッシュ×カイル・オライリー
○今大会最大の俺的問題作。ジュニアタッグリーグの準決勝戦。
○結論からいうと、困ってしまった。公式戦なのに最後までねじ込まれるコントに正直、辟易。けれども技の攻防は一流で見応えあるから面白くないわけじゃあない。だからぐっと惹き込まれそうになるところで笑いをいれてくるからノリキレない。結果、一試合ほぼ丸ごと声を出さずに静観するという、かつてジョーニー・ローラーがやってきたツインメッセ大会以来の椿事が俺に発生。どんな試合でもどちらかの選手を楽しく応援してきた俺だけど、この試合は無理だった…。掴みの序盤だけならいいのよ。終盤まで笑いを入れてこられると「勝敗」はどうでもいいのかな?と思ってしまう。思ってしまうから熱をいれて応援する気が殺がれてしまう。いい技の攻防とコントを繰り返す試合になる。そういう試合がダメなわけじゃないけれど公式戦の、それも準決勝のノリじゃないなぁとクソ真面目に思ってしまった。皮肉がましい嫌な言い方に聞こえるかもしれないけれど、第二試合的な空気だった。陽気なガイジンキャラだからこそ、こういう公式戦ではシリアスに戦うことでより面白味・深みが増すと思うんだけどねぇ。
○ああいう笑いをふんだんに盛り込まないと盛り上がらないと思われているのだろうか。もしそうなら心外。日本のプロレスファンはそんなにバカじゃないよと言いたい。ガイジン同士のシリアスな試合でもいい試合なら盛り上がるって…というのも結果、俺の趣味なだけだっていうのも分かってはいる。お客はみんな喜んでたしね。カイルの重い蹴撃は見応えあったし。俺がどうしていいか分からなくなったというだけ。要は俺が、公式戦に笑いを盛り込むのが嫌いってだけなんだけど。いや盛り込んでもいいんだけど序盤だけにしといて欲しいっていうね。どう応援していいか分からなくなるんだよね…っていう感性がもう、古いのかもしれない(笑
▼第七試合▼
本間朋晃×後藤洋央紀×柴田勝頼×棚橋弘至
vs
YOSHI-HASHI×石井智宏×中邑真輔×オカダ・カズチカ
○後藤:後藤も内藤同様、前半は滅茶苦茶良かった。唸るぐらいカッコ良かったのにどうも終盤で失速。IC、IWGPの前哨戦に遠慮したのかなと穿った観方をしたくなる。後藤革命、感じたかった。
○YOSHI-HASHI:全般的にサポートメンバー感は拭えないのになぜか最後まで妙な存在感があった。試合後、前哨戦絡みで選手同士がにらみ合う中、一人何もなくリングでぽつねんとしている姿、悪くなかった(笑
○棚橋:今大会も、多分全選手一汗をかいていた。それに匹敵するのがみのるs、そして中邑、柴田、カズチカ。技ひとつ繰り出すにしても「とりあえず」感がない。リング上での客へのアピールひとつにしても「媚び」がない。その話をしていたら連れが「タナは常に試合を向いている」と。至言。客をしっかり試合に引き込んでおいてからのパフォーマンスだからカッコいいし見ていて冷めない。試合中なのに客の方向を向いてしまうレスラーのそれは「とりあえずこれ出しといたけど、嬉しかろ?」と言ってるように見えたり、媚びに見えてしまう。そんなんいいから試合をしろよと思ってしまう。客を意識するということと気持ちを客に向けてしまうということは別物なんだろうね。
○カズチカ:それはカズチカも同じでその象徴なのが多分、終盤に出すドロップキック。本来序盤での組み立てに使うことの多い基本技を終盤に放つ。カズチカの代名詞的な技でもあるけれど基本技なだけにそれこそ「ハイ出しました」の作業的な印象を与えかねないところ、そうならないのがカズチカ。客が観たいから出すのではなく出すべきところでセンス良く出す。今回もドロップキックで盛り上がらせてもらった。ただ…真正面から過ぎて喰らった選手の背中越しにしか観れなかったけれども…。
○中邑vs柴田:地方大会で観る久しぶりの柴田。総合とプロレスを渡り歩いた2人の絡み。緊迫感以上の殺伐がいい。呼吸を忘れる。この2人の試合に限り、秒殺決着でもいいんじゃないかと思う。個人的には柴田vs石井、vsYOSHI-HASHI、vsカズチカの絡みも見てみたかった。
▼全体の感想▼
○前哨戦関連、がっちり盛り上がった。ベルトの多さには疑問がないわけでもないけれど、こういう因縁作り、流れ作りには最適なんだなぁと実感。
○ここ最近のガイジン軍団に思い入れができないのが寂しい。リングに立つのが多過ぎてキャラも技も何も分からないまま終わってしまう感じ。シングルは難しいだろうから、せめて四人タッグぐらいでじっくりと観たい。ファレとかドクとかその辺りはどんな技使うかもピンとこない…テレビや雑誌を全く読まないからでもあるんだけど。
【雑感】
○昨年同様、大盛況。昭和期の黄金時代を知らない身としてはまだまだ面喰ってしまう。けれども思い出せば最初に観に行った新日1998きらめっせぬまづ、今の観戦歴に繋がる最初の新日2002きらめっせぬまづ共に今大会くらいの客入りと盛り上がりはあったなぁと。会場がごった返していてパンフを買いにいくのも大変なくらい。当時、武藤・蝶野・橋本らは限定出場だったので沼津には参戦せず、健介やテンコジ、西村、中西、永田、ライガ―、カシン、金本、田中、高岩、大谷、成瀬らとノートンら外人勢でカードが組まれていた。
○FCの人はこちらの列にお並び下さい、の声に釣られて先行入場あるのかと並んでみたら内藤との撮影会だった。早く会場に入って落ち着きたかったというのもあって、久しぶりに撮影会に参加。荷物は置かずに抱えたままで…という指示がしんどかった。ちょっと大きめの重めのバッグだったもので。
○いつものプロレス仲間のおにぃさんとは席が前後に。毎回ながら楽しくお喋りさせてもらった。DDT・坂口征夫を「まさお」と呼んで「ゆきお」だよとつっこまれた…俺の天然、結構あちらこちらにばらまいている。
○更に、超久しぶりにNOAHファンだったおねぇさんとお会いした。関西方面に就職されたのでなかなかお会いできる機会がなかっただけに嬉しい。最近は新日ファンになったそうな。ふとみると「YOSHI-HASHI」Tシャツ。さすが、分かってはる。
○帰りがけに男性2人に突然声をかけられた。これは何やら殴られるのかな?と覚悟を決めたらこちらのブログを覗いてくださってる方とのこと。ほっとするやら恥ずかしいやら嬉しいやら。伺うと静岡プロレス観戦の際、紙テープ投げをお願いしたことなど諸々で連れや俺を見知っていてくれたとか。ありがたい話です。またぜひ会場でお会いしたいです♪
【行程】
○11時30分玄関前集合→11時55分富士駅発。12時40分静岡着。
○駅ビル内本屋へ。12時55分バス乗り場へ。
○バスでツインメッセへ。
○13時10分ごろツインメッセ到着。入場待ちの列に並ぶ。
○鈴木みのるブースを覗いてみる。今回はぐっとくるTシャツがなかったのでサイン会参加は断念(連れ)。ただし大会後、アクリルフィギュアキーホルダー購入。1400円。
○帰りは、恒例のリサイクル屋へ。探していたハンディ掃除機購入。キャリーバッグ「黒柴」くんを巨大化させて放り込む。
○19時40分静岡発に乗車。20時10分富士駅着。20時20分ごろ帰宅。
○若干、悪寒。風邪かな?と思っていたら、風邪。
【大会の感想】
▼第一試合▼
フエゴvs小松洋平
○フエゴ:メキシカンキャラなレスラー。BUSHIがいるのになーかぶってるよなーと思いつつ見る。
○小松:ゴツゴツとした攻めが気持ちいい。逆にフエゴの攻めがもっと厳しい方が活きたかもしれない。田中か小松かと言われれば、小松派かなぁ、今んとこ。
▼第二試合▼
アレックス・シェリー×KUSHIDA×田口隆祐
vs
エル・デスぺラード×タイチ×TAKAみちのく
○タイチと田口のIWGPJr.前哨戦:ということもあってかタイチのバチバチ感がなかなかなもの。場外乱闘でもかなりエグくエグく攻め込んだ。一方の田口は相手がタイチだからなのか通常通り。場外で鉄柵を使っての足首攻め、リングに上げられてデスぺラード、TAKAからも足首への執拗な波状攻撃のみならず反則の連続を喰らっているのだから、もっとブチ切れた田口が観たかった。
○TAKA:最近、TAKAタイチの地方大会はお約束事を中心に組み立てているのでちょっと引きがなかったところ、今回は2人とも面白かった。サミングとアックスボンバーコールからのヒザは放り込むけれど(笑
○デスぺラード:てっきりルチャっぽいレスラーになるのかと思っていたらパワー系になっていた感じ。カシン的な方向にいかない感じなのは残念ながらレスリングは好き。
○シェリーとKUSHIDA:シェリーは言うまでもなく、KUSHIDAもいい方向にふてぶてしくなってきた。曲者相手ということもあって華麗なテクニックや連携よりもラフファイトに傾倒したことで俺好みのKUSHIDAが出てきたのかも。ただやっぱりあの腕時計を指さすパフォーマンスはしっくりこない(笑
▼第三試合▼
マスカラ・ドラダ×BUSHI×タイガーマスク×獣神サンダ―・ライガ―
vs
ニック・ジャクソン×マット・ジャクソン×タマ・トンガ×高橋裕二郎
○この試合、ライガ―の圧倒的存在感に尽きる。次点でBUSHI。裕二郎はもう少し体を使えばいいのにと。ああいうキャラとポジションだからこそレスリングで圧倒する場面が映える、と思うのは俺の趣味かな。タマちゃんは出オチ感がハンパなかった。個人的にはモノスゴク好きなキャラになってきたもののレスリング自体はそれほど不気味レスラーっぽくなかったからなー。やっぱレスリングで印象に残って欲しいと思うんだよなぁ。
▼第四試合▼
外道×矢野通
vs
飯塚高史×鈴木みのる
○矢野:ヤノトールー二回阻止される。コーナーカバー、珍しく外し損ねる。vs飯塚のシングル、面白くなりそう。決着戦、観たいなぁ。
○外道:アイアンフィンガーフロムヘル、装着。ひたすらみのるの攻めを受け続けた。スーパーフライを放つこともなく轟沈。
○みのる:vs矢野もvs外道もテーマにならないこの試合、飯塚とのタッグを見せるというテーマでがっちり盛り上げてくれる。前半はロープ絡み腕十字と場外乱闘、フィニッシュはスリーパーからのゴッチ式パイルドライバー。パイルドライバーはリフトしてからたっぷり間を取って落とす。見慣れた技でもほんの少し間を取るだけでぐっと緊迫感もレア度も増す。取って当然の相手を仕留めるからこそのこのセンス、すげぇ。
○飯塚さん:この大会、柴田と並んで楽しみだったのがみのる×飯塚チーム。どんなことになるのかと。意外と、というかかなりいいチームになりそうな予感。飯塚さんがキレ味あるサブミッションを解禁すれば更にド鋭くなりそうだけれど、そこまでは無理かも。飯塚さんがコーナーに戻ってしっかりタッチしたのが、ツボだった(笑 よくみんな、笑わなかったよなぁと。
▼第五試合▼
キャプテン・ニュージャパン×内藤哲也×真壁刀義
vs
バッドラック・ファレ×ドク・ギャローズ×カール・アンダーソン
○内藤:前半戦、テンポ感も良くて久しぶりに内藤ファンに復帰しようかと思ったくらい良かった。終盤過ぎたころから存在感が希薄に。
○真壁:毎回ながら、プロレスラーを見てるなぁと感じさせてくれる。問答無用でカッコいい。それだけにやっぱりキャプテンと同じコーナーに立つのは違和感。
○ガイジン軍団:なんか顔見せ興行的だったなぁ。
▼第六試合▼
アレックス・コズロフ×ロッキー・ロメロ
vs
ボビ―・フィッシュ×カイル・オライリー
○今大会最大の俺的問題作。ジュニアタッグリーグの準決勝戦。
○結論からいうと、困ってしまった。公式戦なのに最後までねじ込まれるコントに正直、辟易。けれども技の攻防は一流で見応えあるから面白くないわけじゃあない。だからぐっと惹き込まれそうになるところで笑いをいれてくるからノリキレない。結果、一試合ほぼ丸ごと声を出さずに静観するという、かつてジョーニー・ローラーがやってきたツインメッセ大会以来の椿事が俺に発生。どんな試合でもどちらかの選手を楽しく応援してきた俺だけど、この試合は無理だった…。掴みの序盤だけならいいのよ。終盤まで笑いを入れてこられると「勝敗」はどうでもいいのかな?と思ってしまう。思ってしまうから熱をいれて応援する気が殺がれてしまう。いい技の攻防とコントを繰り返す試合になる。そういう試合がダメなわけじゃないけれど公式戦の、それも準決勝のノリじゃないなぁとクソ真面目に思ってしまった。皮肉がましい嫌な言い方に聞こえるかもしれないけれど、第二試合的な空気だった。陽気なガイジンキャラだからこそ、こういう公式戦ではシリアスに戦うことでより面白味・深みが増すと思うんだけどねぇ。
○ああいう笑いをふんだんに盛り込まないと盛り上がらないと思われているのだろうか。もしそうなら心外。日本のプロレスファンはそんなにバカじゃないよと言いたい。ガイジン同士のシリアスな試合でもいい試合なら盛り上がるって…というのも結果、俺の趣味なだけだっていうのも分かってはいる。お客はみんな喜んでたしね。カイルの重い蹴撃は見応えあったし。俺がどうしていいか分からなくなったというだけ。要は俺が、公式戦に笑いを盛り込むのが嫌いってだけなんだけど。いや盛り込んでもいいんだけど序盤だけにしといて欲しいっていうね。どう応援していいか分からなくなるんだよね…っていう感性がもう、古いのかもしれない(笑
▼第七試合▼
本間朋晃×後藤洋央紀×柴田勝頼×棚橋弘至
vs
YOSHI-HASHI×石井智宏×中邑真輔×オカダ・カズチカ
○後藤:後藤も内藤同様、前半は滅茶苦茶良かった。唸るぐらいカッコ良かったのにどうも終盤で失速。IC、IWGPの前哨戦に遠慮したのかなと穿った観方をしたくなる。後藤革命、感じたかった。
○YOSHI-HASHI:全般的にサポートメンバー感は拭えないのになぜか最後まで妙な存在感があった。試合後、前哨戦絡みで選手同士がにらみ合う中、一人何もなくリングでぽつねんとしている姿、悪くなかった(笑
○棚橋:今大会も、多分全選手一汗をかいていた。それに匹敵するのがみのるs、そして中邑、柴田、カズチカ。技ひとつ繰り出すにしても「とりあえず」感がない。リング上での客へのアピールひとつにしても「媚び」がない。その話をしていたら連れが「タナは常に試合を向いている」と。至言。客をしっかり試合に引き込んでおいてからのパフォーマンスだからカッコいいし見ていて冷めない。試合中なのに客の方向を向いてしまうレスラーのそれは「とりあえずこれ出しといたけど、嬉しかろ?」と言ってるように見えたり、媚びに見えてしまう。そんなんいいから試合をしろよと思ってしまう。客を意識するということと気持ちを客に向けてしまうということは別物なんだろうね。
○カズチカ:それはカズチカも同じでその象徴なのが多分、終盤に出すドロップキック。本来序盤での組み立てに使うことの多い基本技を終盤に放つ。カズチカの代名詞的な技でもあるけれど基本技なだけにそれこそ「ハイ出しました」の作業的な印象を与えかねないところ、そうならないのがカズチカ。客が観たいから出すのではなく出すべきところでセンス良く出す。今回もドロップキックで盛り上がらせてもらった。ただ…真正面から過ぎて喰らった選手の背中越しにしか観れなかったけれども…。
○中邑vs柴田:地方大会で観る久しぶりの柴田。総合とプロレスを渡り歩いた2人の絡み。緊迫感以上の殺伐がいい。呼吸を忘れる。この2人の試合に限り、秒殺決着でもいいんじゃないかと思う。個人的には柴田vs石井、vsYOSHI-HASHI、vsカズチカの絡みも見てみたかった。
▼全体の感想▼
○前哨戦関連、がっちり盛り上がった。ベルトの多さには疑問がないわけでもないけれど、こういう因縁作り、流れ作りには最適なんだなぁと実感。
○ここ最近のガイジン軍団に思い入れができないのが寂しい。リングに立つのが多過ぎてキャラも技も何も分からないまま終わってしまう感じ。シングルは難しいだろうから、せめて四人タッグぐらいでじっくりと観たい。ファレとかドクとかその辺りはどんな技使うかもピンとこない…テレビや雑誌を全く読まないからでもあるんだけど。
【雑感】
○昨年同様、大盛況。昭和期の黄金時代を知らない身としてはまだまだ面喰ってしまう。けれども思い出せば最初に観に行った新日1998きらめっせぬまづ、今の観戦歴に繋がる最初の新日2002きらめっせぬまづ共に今大会くらいの客入りと盛り上がりはあったなぁと。会場がごった返していてパンフを買いにいくのも大変なくらい。当時、武藤・蝶野・橋本らは限定出場だったので沼津には参戦せず、健介やテンコジ、西村、中西、永田、ライガ―、カシン、金本、田中、高岩、大谷、成瀬らとノートンら外人勢でカードが組まれていた。
○FCの人はこちらの列にお並び下さい、の声に釣られて先行入場あるのかと並んでみたら内藤との撮影会だった。早く会場に入って落ち着きたかったというのもあって、久しぶりに撮影会に参加。荷物は置かずに抱えたままで…という指示がしんどかった。ちょっと大きめの重めのバッグだったもので。
○いつものプロレス仲間のおにぃさんとは席が前後に。毎回ながら楽しくお喋りさせてもらった。DDT・坂口征夫を「まさお」と呼んで「ゆきお」だよとつっこまれた…俺の天然、結構あちらこちらにばらまいている。
○更に、超久しぶりにNOAHファンだったおねぇさんとお会いした。関西方面に就職されたのでなかなかお会いできる機会がなかっただけに嬉しい。最近は新日ファンになったそうな。ふとみると「YOSHI-HASHI」Tシャツ。さすが、分かってはる。
○帰りがけに男性2人に突然声をかけられた。これは何やら殴られるのかな?と覚悟を決めたらこちらのブログを覗いてくださってる方とのこと。ほっとするやら恥ずかしいやら嬉しいやら。伺うと静岡プロレス観戦の際、紙テープ投げをお願いしたことなど諸々で連れや俺を見知っていてくれたとか。ありがたい話です。またぜひ会場でお会いしたいです♪
【行程】
○11時30分玄関前集合→11時55分富士駅発。12時40分静岡着。
○駅ビル内本屋へ。12時55分バス乗り場へ。
○バスでツインメッセへ。
○13時10分ごろツインメッセ到着。入場待ちの列に並ぶ。
○鈴木みのるブースを覗いてみる。今回はぐっとくるTシャツがなかったのでサイン会参加は断念(連れ)。ただし大会後、アクリルフィギュアキーホルダー購入。1400円。
○帰りは、恒例のリサイクル屋へ。探していたハンディ掃除機購入。キャリーバッグ「黒柴」くんを巨大化させて放り込む。
○19時40分静岡発に乗車。20時10分富士駅着。20時20分ごろ帰宅。
○若干、悪寒。風邪かな?と思っていたら、風邪。
2014年11月12日
20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。
20141030 PRO-WRESTLING NOAH きらめっせ沼津大会を観たのでその感想。
【大会の感想】
▼第一試合▼
拳王×大原はじめ
vs
北宮光洋×熊野準
○拳王と大原:試合開始と同時に泣きだす幼児。ここぞといじる大原くん。竹刀を振り回しながら幼児を煽る拳王。泣きやみ見入る幼児(!) 大物レスラー誕生の瞬間、かもしれない(笑
○北宮:これまで受け身が固くて怖いなぁと思うことがあったけれど今日はそれを感じなかった。あの巨体であのバランスのよさ、そろそろ上を喰って欲しい。
○熊野:北宮のインパクトに隠れて印象そのものは残りずらいものの安定感が頼もしい。後は、個性だろうなぁ。
▼第二試合▼
杉浦貴×原田大輔×平柳玄藩
vs
クワイエット・ストーム×小川良成×ザック・セイバーJr.
○原田vsザック:GHCJr.の前哨戦。ということもあってこの2人がクローズアップされることが多かった…割に、バチバチ感はなかったかな。
○ザック:相変わらずいいレスリング。今回も観たこともないような形から関節に入ったり凌いだり。ザックのプロレス、好きなんだよなー。
○ストームと小川:ストームは前に見た時の方がインパクトはあった。ちょっと調子を落としているのかも。小川もまだ復調感はなかったなぁ。
○杉浦と玄藩:今回、唯一の消化不良がこの2人。多分前哨戦のおぜん立て側に回ったのだろうけれど、スギvsストームのパワー対決、スギvsザックの技対決とか観たかった。玄藩も真面目だったなぁと。試合開始直後、小川と場外でやりあったりザックを反則で追い詰めたりと見せ場はあったものの、もうちょっとらしいところが観たかった。かち上げ式ラリアットは今回も不発(笑
▼第三試合▼
丸藤正道×中嶋勝彦×石森太二×小峠篤司
vs
マイキー・ニコルス×コルト”Boon Boon”カバナ×スペル・クレイジー×ペサディーヤ
○外人軍団:超陽気な外人軍団、全員が曲者というなかなかのタッグ。カバナとペサディーヤのぬめ~っとした連携がツボ。
○太二:小峠に試合の権利がある中、何の脈絡もなく飛び出してきて好き勝手やって引っ込んだー(笑 小峠も呆然(笑笑 太二のハネっぷりが振り切れてて最高。
○中嶋:誰が来てもド付き合う。かなり肉厚になった体型はそれでもスピードもキレも失っていない。説得力あるいいレスリングを見せてくれる♪
○小峠:いつもながらのバチバチ。陽気なガイジンに乗せられたのか、若干怖さがなかったかな。前回みたのがvs原田だったからそう感じたのかも。
○丸藤:キレイな安定感。久しぶりに生で観た不知火、唸った。
▼第四試合▼
森嶋猛vs齋藤彰俊
○最初から最後まで、正面衝突。
○試合開始直後、場外でマットを外してのDDTを喰らい悶絶する彰俊s。中盤、若干失速する。一方の森嶋はまだまだ元気。そんな中、彰俊sの一点突破が始まる。頭めがけて、蹴る蹴る蹴る。ラリアットも頭。森嶋のラリアットを手刀で落としては、蹴る。スイクルデス。延髄斬り。そしてついになぎ倒す。
○勝っただけじゃなくて、いい勝ち方だった。かっこいい勝ち方だった。こういう齋藤彰俊を観たかった。もしかしたらトップ格とのシングルで勝った姿を観たのはこれが初めてだったかもしれない。それ以上に奥歯を噛みしめて叫ぶような気概を感じる、ゴツゴツした熱い試合だった。
○軽く、涙が止まらなくなった。
▼第五試合▼
モハメド・ヨネvsクリス・ヒーロー
○ヒーロー:ちょっとおっさん化したかも。それだけにヒーロー然としたかっこいいレスラーではなくエグさもみせる怖いレスラーになってた。
○ヨネ:久しぶりのヨネsのシングル。ド突き合いが似合うなぁと。キン肉バスターを崩された時は負けるのかと→二発目を喰らわせるという贅沢なフィニッシュ。
○彰俊vs森嶋戦で精根尽き果てていたはずなのに、うっかり大声で応援していた。ヒーローのエグみとヨネsのバチバチがうまくスパークしていた。
▼第六試合▼
関本大介vsシェイン・ヘイスト
○関本:怪獣かと(笑 結構関本の試合は観てきているはずなのに、初めて観る形相。説得力絶大なパワー。無反動ジャーマンは、それだけで感動。鳥肌が立つ。関本を止められる奴、いるのだろうかと。
○シェイン:そんな関本とパワーでぶつかって負けていない。むしろ逆にねじ込んでさえいた。うっかりシェインを応援しそうになった。ヒーローといいNOAHの外人勢は日本のゴツゴツした骨太なプロレスと相性がいいので好きだー。
▼第七試合▼
マイバッハ谷口vs永田裕志
○NOAHタオルで永田を挑発。永田、じろりと一睨。
○永田:やっぱりなんだかんだ言って、うまいなぁと。客いじりも含めて、新日に出ている時より面白い。張り手合戦中にいきなり蹴りにシフトする黒さも健在。
○谷口:でかいでかいと思っていたら、永田とほぼ同サイズだった。全般的に、いい雑味が出てきた。場外乱闘では南北西とパイプイスをなぎ倒す。谷口の面白さは無骨で雑味あるレスリングを見せておいて実は細かいこともできてしまうことにあったりする。そういう意味ではもう少し永田とがっちりレスリング対決を見せて欲しかった気もするけれど、それは贅沢なのか。
○セコンドの大原:場外乱闘後、永田の敬礼をパクってみせた。
○シメのマイク:大原、拳王、谷口がリングを占拠。この三人のマイクで終わるというなかなか俺的レア感のある終わり方。大原は深海魚水族館に行きたかったらしい(笑
【全体の感想】
○ほぼ文句なしの最高の大会。彰俊s勝利があったから…だけではなく休憩後の公式戦は公式戦らしい緊迫感、対抗戦らしい殺伐さがあり久しぶりに骨がきしむくらい入り込んだ。
○やっぱり玄藩kの活躍が少なかったのが寂しい。そこだけが今回の残念な点。
○帰り際、彰俊sにあった。握手してもらった。穏やかな表情だった。
○ただその後、行く先が同じ沼津駅。後から着いて行く形に。何となく追い抜くこともできず、話しかけることもできず困ってしまう。彰俊sと話しながら歩いている女子ファンがいた。羨ましいもののああいうのは苦手なので、駅ビルの通路を通ってショートカットし、前に出てしまった。レスラーはみんなヒーローなので、近づきがたいです。
○伊豆のおねぇさんが来てらしたっ。最近は新日を観たりもするらしい。その他諸々宇都宮や大阪まで足をのばしてるとか。うらやましい…。選手さんとも同席になったり食事をされたり…スゴイっすなぁ…選手さんが隣にいたら、俺、大会とか楽しめそうにない。そういうコミュニケーション能力、というか人間性、身につけたい。
○NOAHファンのおねえさんたちと、昨年のグローバルリーグきらめっせ大会の時同様お隣に。森嶋応援されてるのに隣で彰俊sの勝利で盛り上がり倒してスミマセン。谷口vs永田の時にNOAHタオル一緒に開いていただきました。ありがとうございます♪
【行程】
○17時3分・富士駅発で出発。富士駅構内で携帯電話を忘れたことに気付く。
○17時30分、キラメッセぬまづ到着。17時45分開場。おむすびを食べつつ開始を待つ。
○20時30分終了。駅へ。
○20時48分発で富士へ。21時10分ごろ着。ゆっくり歩いて帰宅。しっかり髪を洗って土佐にお夕飯あげておむすび食べて、ニコジョッキー・ギリギリアウツへなだれ込む。
○いい、一日だった。
【大会の感想】
▼第一試合▼
拳王×大原はじめ
vs
北宮光洋×熊野準
○拳王と大原:試合開始と同時に泣きだす幼児。ここぞといじる大原くん。竹刀を振り回しながら幼児を煽る拳王。泣きやみ見入る幼児(!) 大物レスラー誕生の瞬間、かもしれない(笑
○北宮:これまで受け身が固くて怖いなぁと思うことがあったけれど今日はそれを感じなかった。あの巨体であのバランスのよさ、そろそろ上を喰って欲しい。
○熊野:北宮のインパクトに隠れて印象そのものは残りずらいものの安定感が頼もしい。後は、個性だろうなぁ。
▼第二試合▼
杉浦貴×原田大輔×平柳玄藩
vs
クワイエット・ストーム×小川良成×ザック・セイバーJr.
○原田vsザック:GHCJr.の前哨戦。ということもあってこの2人がクローズアップされることが多かった…割に、バチバチ感はなかったかな。
○ザック:相変わらずいいレスリング。今回も観たこともないような形から関節に入ったり凌いだり。ザックのプロレス、好きなんだよなー。
○ストームと小川:ストームは前に見た時の方がインパクトはあった。ちょっと調子を落としているのかも。小川もまだ復調感はなかったなぁ。
○杉浦と玄藩:今回、唯一の消化不良がこの2人。多分前哨戦のおぜん立て側に回ったのだろうけれど、スギvsストームのパワー対決、スギvsザックの技対決とか観たかった。玄藩も真面目だったなぁと。試合開始直後、小川と場外でやりあったりザックを反則で追い詰めたりと見せ場はあったものの、もうちょっとらしいところが観たかった。かち上げ式ラリアットは今回も不発(笑
▼第三試合▼
丸藤正道×中嶋勝彦×石森太二×小峠篤司
vs
マイキー・ニコルス×コルト”Boon Boon”カバナ×スペル・クレイジー×ペサディーヤ
○外人軍団:超陽気な外人軍団、全員が曲者というなかなかのタッグ。カバナとペサディーヤのぬめ~っとした連携がツボ。
○太二:小峠に試合の権利がある中、何の脈絡もなく飛び出してきて好き勝手やって引っ込んだー(笑 小峠も呆然(笑笑 太二のハネっぷりが振り切れてて最高。
○中嶋:誰が来てもド付き合う。かなり肉厚になった体型はそれでもスピードもキレも失っていない。説得力あるいいレスリングを見せてくれる♪
○小峠:いつもながらのバチバチ。陽気なガイジンに乗せられたのか、若干怖さがなかったかな。前回みたのがvs原田だったからそう感じたのかも。
○丸藤:キレイな安定感。久しぶりに生で観た不知火、唸った。
▼第四試合▼
森嶋猛vs齋藤彰俊
○最初から最後まで、正面衝突。
○試合開始直後、場外でマットを外してのDDTを喰らい悶絶する彰俊s。中盤、若干失速する。一方の森嶋はまだまだ元気。そんな中、彰俊sの一点突破が始まる。頭めがけて、蹴る蹴る蹴る。ラリアットも頭。森嶋のラリアットを手刀で落としては、蹴る。スイクルデス。延髄斬り。そしてついになぎ倒す。
○勝っただけじゃなくて、いい勝ち方だった。かっこいい勝ち方だった。こういう齋藤彰俊を観たかった。もしかしたらトップ格とのシングルで勝った姿を観たのはこれが初めてだったかもしれない。それ以上に奥歯を噛みしめて叫ぶような気概を感じる、ゴツゴツした熱い試合だった。
○軽く、涙が止まらなくなった。
▼第五試合▼
モハメド・ヨネvsクリス・ヒーロー
○ヒーロー:ちょっとおっさん化したかも。それだけにヒーロー然としたかっこいいレスラーではなくエグさもみせる怖いレスラーになってた。
○ヨネ:久しぶりのヨネsのシングル。ド突き合いが似合うなぁと。キン肉バスターを崩された時は負けるのかと→二発目を喰らわせるという贅沢なフィニッシュ。
○彰俊vs森嶋戦で精根尽き果てていたはずなのに、うっかり大声で応援していた。ヒーローのエグみとヨネsのバチバチがうまくスパークしていた。
▼第六試合▼
関本大介vsシェイン・ヘイスト
○関本:怪獣かと(笑 結構関本の試合は観てきているはずなのに、初めて観る形相。説得力絶大なパワー。無反動ジャーマンは、それだけで感動。鳥肌が立つ。関本を止められる奴、いるのだろうかと。
○シェイン:そんな関本とパワーでぶつかって負けていない。むしろ逆にねじ込んでさえいた。うっかりシェインを応援しそうになった。ヒーローといいNOAHの外人勢は日本のゴツゴツした骨太なプロレスと相性がいいので好きだー。
▼第七試合▼
マイバッハ谷口vs永田裕志
○NOAHタオルで永田を挑発。永田、じろりと一睨。
○永田:やっぱりなんだかんだ言って、うまいなぁと。客いじりも含めて、新日に出ている時より面白い。張り手合戦中にいきなり蹴りにシフトする黒さも健在。
○谷口:でかいでかいと思っていたら、永田とほぼ同サイズだった。全般的に、いい雑味が出てきた。場外乱闘では南北西とパイプイスをなぎ倒す。谷口の面白さは無骨で雑味あるレスリングを見せておいて実は細かいこともできてしまうことにあったりする。そういう意味ではもう少し永田とがっちりレスリング対決を見せて欲しかった気もするけれど、それは贅沢なのか。
○セコンドの大原:場外乱闘後、永田の敬礼をパクってみせた。
○シメのマイク:大原、拳王、谷口がリングを占拠。この三人のマイクで終わるというなかなか俺的レア感のある終わり方。大原は深海魚水族館に行きたかったらしい(笑
【全体の感想】
○ほぼ文句なしの最高の大会。彰俊s勝利があったから…だけではなく休憩後の公式戦は公式戦らしい緊迫感、対抗戦らしい殺伐さがあり久しぶりに骨がきしむくらい入り込んだ。
○やっぱり玄藩kの活躍が少なかったのが寂しい。そこだけが今回の残念な点。
○帰り際、彰俊sにあった。握手してもらった。穏やかな表情だった。
○ただその後、行く先が同じ沼津駅。後から着いて行く形に。何となく追い抜くこともできず、話しかけることもできず困ってしまう。彰俊sと話しながら歩いている女子ファンがいた。羨ましいもののああいうのは苦手なので、駅ビルの通路を通ってショートカットし、前に出てしまった。レスラーはみんなヒーローなので、近づきがたいです。
○伊豆のおねぇさんが来てらしたっ。最近は新日を観たりもするらしい。その他諸々宇都宮や大阪まで足をのばしてるとか。うらやましい…。選手さんとも同席になったり食事をされたり…スゴイっすなぁ…選手さんが隣にいたら、俺、大会とか楽しめそうにない。そういうコミュニケーション能力、というか人間性、身につけたい。
○NOAHファンのおねえさんたちと、昨年のグローバルリーグきらめっせ大会の時同様お隣に。森嶋応援されてるのに隣で彰俊sの勝利で盛り上がり倒してスミマセン。谷口vs永田の時にNOAHタオル一緒に開いていただきました。ありがとうございます♪
【行程】
○17時3分・富士駅発で出発。富士駅構内で携帯電話を忘れたことに気付く。
○17時30分、キラメッセぬまづ到着。17時45分開場。おむすびを食べつつ開始を待つ。
○20時30分終了。駅へ。
○20時48分発で富士へ。21時10分ごろ着。ゆっくり歩いて帰宅。しっかり髪を洗って土佐にお夕飯あげておむすび食べて、ニコジョッキー・ギリギリアウツへなだれ込む。
○いい、一日だった。
2014年11月12日
20140831 K-DOJO清水マリンビル大会を観たのでその感想。
20140831 K-DOJO清水マリンビル大会を観たのでその感想。
G1西武ドーム→全日・きらめっせぬまづ…と続いてきた俺的G1クライマックスも、このK-DOJOで遂に最終戦を迎えた。今夏はプロレス観戦以外にもあちらこちらのイベントに呼んでいただいたので、あっという間。三嶋大社のイベントでは新日さんとお仕事をされているというタナ似の音響さんにも会ったなぁ…富士宮プロレス行けなかったのが、いかんせん残念。
【大会の感想】
▼第1試合▼
関根龍一vs吉野コータロー
○吉野:初見。新人というので細身かと思ったらしっかりできあがった肉厚の良いレスラー登場☆技数は多くないけれどゴツゴツバチバチと気持ちの良い前のめり。
○関根:前回観た時より明るいキャラになった感じ。吉野くんの前進をがっちり受け止める。プロレスの基本技だけで会場を盛り上げた第一試合らしい一戦ながらそれだけに留まらずに、2人の今後への期待が高めてくれた。
▼第2試合▼
梶トマト vs マリーンズマスク vs バンビ
○トマトコール&マリーンズコールにキレて帰ろうとするバンビねぇさんから試合開始。
○梶くん:前回以上に振り切れてた。持てる技・身体能力全てを駆使してボケにいく姿勢は素晴らしい(笑 いちいち技のキレがいいもんだからネタそのものよりもそっちの方で笑ってしまった。とはいうものの決め技、キレッキレ。ロープの反動で返ってくるマリーンズをがっちり複雑に固めて丸めこんだ。「ぅおう」と声を上げてしまった。アレはすごかった。WRESTLE-1の靖文くんに似てたなぁ。
○マリーンズ:若干、トマト・バンビの影に隠れてしまった感のあるマスクマン…という空気の中で、中盤、何かが暴発…かと思ったらちょっと不発(笑
○バンビ:かっこ良かったんだけど、トマト&マリーンズに試合を作ってもらっていた感があったのが残念。なんでそんな風に見えたか考えると、多分、鞭を振りまわしている印象が一番強かったからじゃないかと。レスリングでの見せ場が欲しかった。
▼第3試合▼
稲松三郎 vs リッキー・フジ
○渋い~。派手な技の応酬などないけれど惹きこまれた。試合中盤から終盤に至る俺の昂奮度、今大会のピークを迎えた。
○入場から対照的な2人、陽気なオヤジと頑固なオヤジという図式。
○「リッキー、絞れ」の声に思いっきり絞り上げるリッキーさん。リアクションのタイミングのよさに鳥肌たったのは初めてかもしれない。
▼第4試合▼
鈴木みのる&TAKAみちのく vs 旭志織&ヒロ・トウナイ
○みのるさん:序盤、踊る(!) ブレイクダンス風にくるっと回って足の遠心力で立ち上がって笑う。若干、テレ笑いっぽくみえたのは気のせい(笑 「そろそろ真面目にやる」と宣言して中盤突入。旭、トウナイを威圧・威嚇・制圧。圧倒的な格の違いを見せつける。一方で旭の、観たこともない(俺が知らないだけなんだろうけど)モンキーフリップ状態で小突き上げておいての両足蹴りや合体技他、がっちり受ける。もしかしたらこれだけ相手の技を受けるみのるさん観たのは初めてかもしれない、と思うくらい受けた。かと思ったら、恐ろしく流れのきれいなスリーパーからの逆落とし。第三試合でピークを迎えたと思っていたのに、ここでまた俺のピーク、振り切れる。
○旭&トウナイ:中盤以降、チャレンジマッチでは終わらないいい勢いが生まれた。個性的な各々の技、合体技でみのるさんを追い詰…追い詰めはしていなかったけれど…。それでも鈴木みのる相手に良い大立ち回りを見せてくれた。
○TAKAさん:TAKAさんは…いつも通りかな(笑 「アックスボンバー」の声がいつもよりデカかったなぁ。
▼第5試合▼
火野裕士&佐藤悠己&スパーク青木(プロレスリング・シークレットベース) vs 真霜拳號&タンク永井&雄馬
○佐藤:この濃いメンツでは、ちょっとありがたい存在。リングに出るとなんかほっとした(笑 とはいってもやっぱり「がんばっていた」という印象が一番強くなってしまう。
○スパーク:静岡出身ということもあってひと際大きな声援を集めていた。もう少しスパーク青木ならではのスパーク青木感が観たかったかなぁ。
○雄馬:今回、ほぼ唯一残念だったのが雄馬…前回観た時はかなり気持ちの悪い動きをする選手だったのに今回はなんだかいいジュニアの選手になっていた(笑 レスラーとしては良くなっていたのだけど俺の期待からいうと…もっと気持ち悪く動きまわって欲しかったので…
○タンク:黄色いアマレススタイルのコスチュームから迷彩の戦闘用コスチュームに変わってたっ。正直前回は「なんでタンクなん?」って思わなくもなかったけれど今回はハマった。
○火野vs真霜:「鈴木みのるインパクト」後のメイン、一体どうなるかと思っていたところ、何の問題もなかった。この2人の正面衝突で今大会三度目のピーク。酸欠でどうにかなるかと思った。重いチョップの打ち合い、意地の張り合い、場外乱闘。火野のオールマイティ感あるレスリングvs真霜の武骨で直情的なレスリング。すげぇ以外の言葉が出ない。それにしても…真霜くんはかっこよすぎるだろ、アレ。
【雑感】
○K-DOJOは外さない。馴染みの選手は少ない、というかほとんどいないし当然ながら目にする機会も少ないのに最初から最後まで嫌というほど楽しませてくれる。基本技だけながら気持ちのいいゴツゴツで盛り上げてくれる第一試合、底抜けに明るく楽しいバラエティプロレスの第二試合、熟練といっていい渋さに引き込まれる第三試合、実力派ヘビーの正面衝突を見せてくれるメイン、「鈴木みのる参戦」だけに終わらせない旭・トウナイの「らしいレスリング」…とはいえやっぱり全部もっていく「鈴木みのる」(笑 の第四試合…と全部入りのいい大会だった。
○それにしても鈴木みのるという人は本当に汗をかいてくれる。もっと大物然として試合を引っかき回すだけで帰っても誰も何も言わないだろうに、今回も、ヘタをしたらTAKAさん、旭くん、トウナイ以上に汗をかいて走りまわっていた。客席のあちらこちらから「オーラが違う、格が違う」という声が聞こえてきたけれど、そう言わせるにはそれなりの理由がある。
▼行程▼
○11時15分の東海道線に乗る。
○11時40分、清水着。会場内で食べるおむすびも用意しておいたけれど、やっぱり温かいものが食べたいとマクドナルドへ。12時直前になって、慌てて店を出る。というのもドリームプラザ行きシャトルバスが12時5分発、少し速足で清水駅を横切って発着所へ。結果、十分間に合う。
○12時20分、ドリームプラザ着。ゆっくり歩きながらマリンビルへ。やっぱり黒柴くん(バッグ)の鳴き声、かなりうるさい。
○12時30分、会場。
○着席。今回、みのるさんは売店に立たない様子。
○休憩時間、ラッパーさんのライブ。2人目のラップ、音割れがあって聞き取れなかったのが残念。音圧、気持ち良かった。
○15時終了。再びドリームプラザバスで清水駅へ。
○16時頃、富士駅着。
○16時30分、帰宅したものの外はまだ明るいしお夕飯まで時間あるし…ということで新黒柴くんの材料を求めて富士鑑定団→比奈の中古市場へ安いバッグを探しにいく。
○19時帰宅。いよいよ俺の夏も終わってしまった。
G1西武ドーム→全日・きらめっせぬまづ…と続いてきた俺的G1クライマックスも、このK-DOJOで遂に最終戦を迎えた。今夏はプロレス観戦以外にもあちらこちらのイベントに呼んでいただいたので、あっという間。三嶋大社のイベントでは新日さんとお仕事をされているというタナ似の音響さんにも会ったなぁ…富士宮プロレス行けなかったのが、いかんせん残念。
【大会の感想】
▼第1試合▼
関根龍一vs吉野コータロー
○吉野:初見。新人というので細身かと思ったらしっかりできあがった肉厚の良いレスラー登場☆技数は多くないけれどゴツゴツバチバチと気持ちの良い前のめり。
○関根:前回観た時より明るいキャラになった感じ。吉野くんの前進をがっちり受け止める。プロレスの基本技だけで会場を盛り上げた第一試合らしい一戦ながらそれだけに留まらずに、2人の今後への期待が高めてくれた。
▼第2試合▼
梶トマト vs マリーンズマスク vs バンビ
○トマトコール&マリーンズコールにキレて帰ろうとするバンビねぇさんから試合開始。
○梶くん:前回以上に振り切れてた。持てる技・身体能力全てを駆使してボケにいく姿勢は素晴らしい(笑 いちいち技のキレがいいもんだからネタそのものよりもそっちの方で笑ってしまった。とはいうものの決め技、キレッキレ。ロープの反動で返ってくるマリーンズをがっちり複雑に固めて丸めこんだ。「ぅおう」と声を上げてしまった。アレはすごかった。WRESTLE-1の靖文くんに似てたなぁ。
○マリーンズ:若干、トマト・バンビの影に隠れてしまった感のあるマスクマン…という空気の中で、中盤、何かが暴発…かと思ったらちょっと不発(笑
○バンビ:かっこ良かったんだけど、トマト&マリーンズに試合を作ってもらっていた感があったのが残念。なんでそんな風に見えたか考えると、多分、鞭を振りまわしている印象が一番強かったからじゃないかと。レスリングでの見せ場が欲しかった。
▼第3試合▼
稲松三郎 vs リッキー・フジ
○渋い~。派手な技の応酬などないけれど惹きこまれた。試合中盤から終盤に至る俺の昂奮度、今大会のピークを迎えた。
○入場から対照的な2人、陽気なオヤジと頑固なオヤジという図式。
○「リッキー、絞れ」の声に思いっきり絞り上げるリッキーさん。リアクションのタイミングのよさに鳥肌たったのは初めてかもしれない。
▼第4試合▼
鈴木みのる&TAKAみちのく vs 旭志織&ヒロ・トウナイ
○みのるさん:序盤、踊る(!) ブレイクダンス風にくるっと回って足の遠心力で立ち上がって笑う。若干、テレ笑いっぽくみえたのは気のせい(笑 「そろそろ真面目にやる」と宣言して中盤突入。旭、トウナイを威圧・威嚇・制圧。圧倒的な格の違いを見せつける。一方で旭の、観たこともない(俺が知らないだけなんだろうけど)モンキーフリップ状態で小突き上げておいての両足蹴りや合体技他、がっちり受ける。もしかしたらこれだけ相手の技を受けるみのるさん観たのは初めてかもしれない、と思うくらい受けた。かと思ったら、恐ろしく流れのきれいなスリーパーからの逆落とし。第三試合でピークを迎えたと思っていたのに、ここでまた俺のピーク、振り切れる。
○旭&トウナイ:中盤以降、チャレンジマッチでは終わらないいい勢いが生まれた。個性的な各々の技、合体技でみのるさんを追い詰…追い詰めはしていなかったけれど…。それでも鈴木みのる相手に良い大立ち回りを見せてくれた。
○TAKAさん:TAKAさんは…いつも通りかな(笑 「アックスボンバー」の声がいつもよりデカかったなぁ。
▼第5試合▼
火野裕士&佐藤悠己&スパーク青木(プロレスリング・シークレットベース) vs 真霜拳號&タンク永井&雄馬
○佐藤:この濃いメンツでは、ちょっとありがたい存在。リングに出るとなんかほっとした(笑 とはいってもやっぱり「がんばっていた」という印象が一番強くなってしまう。
○スパーク:静岡出身ということもあってひと際大きな声援を集めていた。もう少しスパーク青木ならではのスパーク青木感が観たかったかなぁ。
○雄馬:今回、ほぼ唯一残念だったのが雄馬…前回観た時はかなり気持ちの悪い動きをする選手だったのに今回はなんだかいいジュニアの選手になっていた(笑 レスラーとしては良くなっていたのだけど俺の期待からいうと…もっと気持ち悪く動きまわって欲しかったので…
○タンク:黄色いアマレススタイルのコスチュームから迷彩の戦闘用コスチュームに変わってたっ。正直前回は「なんでタンクなん?」って思わなくもなかったけれど今回はハマった。
○火野vs真霜:「鈴木みのるインパクト」後のメイン、一体どうなるかと思っていたところ、何の問題もなかった。この2人の正面衝突で今大会三度目のピーク。酸欠でどうにかなるかと思った。重いチョップの打ち合い、意地の張り合い、場外乱闘。火野のオールマイティ感あるレスリングvs真霜の武骨で直情的なレスリング。すげぇ以外の言葉が出ない。それにしても…真霜くんはかっこよすぎるだろ、アレ。
【雑感】
○K-DOJOは外さない。馴染みの選手は少ない、というかほとんどいないし当然ながら目にする機会も少ないのに最初から最後まで嫌というほど楽しませてくれる。基本技だけながら気持ちのいいゴツゴツで盛り上げてくれる第一試合、底抜けに明るく楽しいバラエティプロレスの第二試合、熟練といっていい渋さに引き込まれる第三試合、実力派ヘビーの正面衝突を見せてくれるメイン、「鈴木みのる参戦」だけに終わらせない旭・トウナイの「らしいレスリング」…とはいえやっぱり全部もっていく「鈴木みのる」(笑 の第四試合…と全部入りのいい大会だった。
○それにしても鈴木みのるという人は本当に汗をかいてくれる。もっと大物然として試合を引っかき回すだけで帰っても誰も何も言わないだろうに、今回も、ヘタをしたらTAKAさん、旭くん、トウナイ以上に汗をかいて走りまわっていた。客席のあちらこちらから「オーラが違う、格が違う」という声が聞こえてきたけれど、そう言わせるにはそれなりの理由がある。
▼行程▼
○11時15分の東海道線に乗る。
○11時40分、清水着。会場内で食べるおむすびも用意しておいたけれど、やっぱり温かいものが食べたいとマクドナルドへ。12時直前になって、慌てて店を出る。というのもドリームプラザ行きシャトルバスが12時5分発、少し速足で清水駅を横切って発着所へ。結果、十分間に合う。
○12時20分、ドリームプラザ着。ゆっくり歩きながらマリンビルへ。やっぱり黒柴くん(バッグ)の鳴き声、かなりうるさい。
○12時30分、会場。
○着席。今回、みのるさんは売店に立たない様子。
○休憩時間、ラッパーさんのライブ。2人目のラップ、音割れがあって聞き取れなかったのが残念。音圧、気持ち良かった。
○15時終了。再びドリームプラザバスで清水駅へ。
○16時頃、富士駅着。
○16時30分、帰宅したものの外はまだ明るいしお夕飯まで時間あるし…ということで新黒柴くんの材料を求めて富士鑑定団→比奈の中古市場へ安いバッグを探しにいく。
○19時帰宅。いよいよ俺の夏も終わってしまった。