2007年04月25日
静岡プロレス一周年大会の感想④「第三、第四試合」
【第三試合】
MAZADAvs斗猛矢。
MAZADAさん、最高。そういう試合でした。最近ではNOSAWA論外さんとのタッグが多く、その論外さんが前に前に出るエンターティメントヒールな為、サポート役的イメージが強くなっていたMAZADAさんですが、今回は弾けまくってました。
レフェリーいじるわ斗猛矢さんいじるわ。思い返してみれば、私が最初にMAZADAさん論外さんを観たのが何年か前の「全日本プロレス」。その時はMAZADA贔屓だったんです。
懐かしいMAZADAさんを観た思いです。
中盤からはもう、そういうキャラなのかたまたま目に留まったからなのか、レフェリーをいじりまくりで楽しそうないじめっこ顔のMAZADAさん。ひたすら斗猛矢さんをぼっこぼこにしながらレフェリーをまぁ、いじるいじる…って、いや考えてみれば、斗猛矢さんも凄いんです。かなりの時間をそうやってMAZADAさんのレフェリーいじりに付き合ってぼっこぼこにされながら、終盤ではきっちりやり返してたんだから。実は軽く、終盤では斗猛矢ファンにもなっていました。
【第四試合】
小笠原和彦vs吹本賢児。
これも第一試合と同じく、もうちょっと前フリ場内アナウンスで盛り上げられたと思います。空手vsプロレスという図式を押し出せば、より盛り上がったんじゃあないかと。
実際、リング上で小笠原さんは「レスラーはそんなもんか」などとそういう図式を提示していましたし、何より見た目が空手着でしたから、その辺りを煽ってやれば、お客の気持ちの入り方も大きくなったのではないでしょうか。
ともあれ、私は吹本さんのファンになりました。やっぱりですね、プロレスはそういうものなんだと、殴られても蹴られても顔を突き出すのがプロレスなんだと。目の前で側頭部にごつんといい蹴りが入った様を見せられた日にゃ、それでも顔を突き出すレスラーを見せられた日にゃ、ですよ。そんなもん、ちょっとした感動です。そこに更にいい一発を入れる小笠原さんも素晴らしい。欲をいえば、吹本さんにはもっともっと凶器、反則色とりどりな邪道プロレスをかまして欲しかったですが。
いい意味でインディー臭い、緊張感ある試合でした。
文責:~今日のBGMはトライブ オブ ジプシー~セリザワ
Posted by せりざわ at 21:00│Comments(0)
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